『松葉屋について』 の記事一覧

善五郎ブログ

広葉樹の一枚板・長野市で伐倒されたエンジュの大木

とんでもない迫力。言葉を失うほど美しい。そんな天板が仕上がりました。大河のようにうねる2枚の板(共木です)を絶妙に幅合わせ。長野市で伐倒されたエンジュの大木です。実はここに至るまで、すごい時間がかかっています。伐採運搬製材乾燥板の平面を出す...
善五郎ブログ

松葉屋のちいさな森 早春の便り「オオイヌノフグリ」

こんにちは松葉屋家具店の店主善五郎です。松葉屋家具店の敷地の北隣にある小さな空き地を森と称して33本の広葉樹を植えてからはや6年。毎朝僕はちいさな森を歩きながらちょっとずつ樹や草の世話をしています。今朝は蒼く小さく可憐な花を見つけました。雑...
森の中にまちがある。一歩

雑草という名の草はない? 「ミチタネツケバナ(道種漬花)」

こんにちは松葉屋家具店の滝澤善五郎です。松葉屋家具店の敷地の北隣にある小さな空き地を森と称して広葉樹を植えてからはや6年。33本の広葉樹を植えて、一部は夏の暑さに負けて枯れ、大きくなったものはお隣の3階の建物を優に追い越したり。何本か植え足...
森の中にまちがある。一歩

「木材の追跡可能」から生まれる価値 香山由人さんインタビュー vol.1

こんにちは。スタッフの池田です。先日、私たちの森の先生である香山由人さん(プロフィールは下記に)へ木材のトレーサビリティについてお話を聞きました。松葉屋通信44号に一部を掲載しましたが掲載しきれなかった部分がたくさんあります。そのお話も、地...
松葉屋通信ダイジェスト

里山の炭焼き

木炭は、木材を蒸し焼きにし炭化させて作る炭のことをいいます。日本列島においては新石器時代の頃から木炭が用いられていたと推定されています。平安時代には山林部を中心に炭焼きが広く行われ、年貢としても徴収されたといい、炭が人々の暮らしの重要な存在...
松葉屋通信ダイジェスト

森と木と火の関係

国内の用材不足によって輸入材が用いられるようになった1960年頃から、急速に日本の森林の状況が変わっていきました。木材の自給率が劇的に低下したことによって、かつては山で仕事をしていた人たちも減少し、それによって手入れされないままの暗くて危険...
松葉屋通信ダイジェスト

一本そりと薪割り

山から切り出した木を運ぶ方法はいろいろあります。長野県の北西に位置し、特別豪雪地帯に指定されている小谷村では、伐った木を運ぶために「一本そり」を使っています。いまでは使える人が少なくなっているともいわれている「一本ぞり」を使った運び出しの様...
松葉屋通信ダイジェスト

山頂で本屋を開いたら? そんな遊び心から生まれた山頂本屋 〜杣(そま)BOOKS 細井 岳さん〜

「本棚を担いで山登りをし、山頂で本屋をしている木こりがいる」という話しを聞いた。それはいったいぜんたい、どういうこと?3年前に偶然知り合ったその人は『杣BOOKS』の細井岳さん。「登山家」「木こり」「山頂本屋」とひとつの肩書きにまとめきれな...