こんにちは
松葉屋家具店の滝澤善五郎です。
松葉屋家具店の敷地の北隣にある小さな空き地を森と称して広葉樹を植えてから
はや6年。
33本の広葉樹を植えて、一部は夏の暑さに負けて枯れ、大きくなったものは
お隣の3階の建物を優に追い越したり。何本か植え足したり。
毎朝僕はちいさな森を歩きながらちょっとずつ樹や草の世話をしています。
今朝は小さく可憐な花を見つけました。
雑草という名の草はないといいますが、
調べてみると「ミチタネツケバナ(道種漬花)」というちゃんとしたとした
名前がありました。
この植物はヨーロッパ原産で、近年日本の道端などに急速に広がっています。
その姿は控えめで、高さはわずか5~30cm。春の初めから、3月から4月にかけて
小さな白い花を咲かせ、
その繊細な美しさを見せます。
ミチタネツケバナの種子は熟すと、種子は紫色の鞘から勢いよくはじけ、
新たらしい旅を始めます。この自然の工夫は、種子が広範囲に拡散し、
植物が生息域を広げるのを助けるわけですが、
逆に庭から駆逐することは不可能に近いってこと。
「雑草という名の草はない」というが、共存って難しい。