『善五郎ブログ』 の記事一覧

善五郎ブログ

風の強い金曜日に、つれづれ思い出したこと ・・・長野の盆地と、雨戸と、変わってきた風の話

風の強い金曜日に、つれづれ思い出したこと――長野の盆地と、雨戸と、変わってきた風の話一年に何度とない、風の日先週の金曜日、長野市はずいぶんと強い風が吹きました。外の立て看板がすっ飛んで、街路樹の枝がしなって、松葉屋の小さな森の木々が、へし折...
善五郎ブログ

「空洞が、鳴る——木と音の関係」

松葉屋家具店の店主、滝澤善五郎です。夏が近づくと、スイカを叩いている人を見かけるスーパーの青果売り場で 指の関節をまるめてコン、コン 音で中身の熟し具合がわかる、と言う高い音がいいのか、低い音がいいのか 正直なところ、ぼくにはよくわからない...
善五郎ブログ

夜8時の青梅街道と、真鍮のスクイージー。武蔵美生だった頃の「仕事の原点」

今日は松葉屋家具店の仕事納め。大掃除の一日でした。寒空の下、店の大きなウィンドウガラスに向かい、ホームセンターで買ってきたプラスチックのスクイージー(水切りワイパー)を走らせていた時のこと。何度やっても、どうも拭き跡が残る。手に伝わる感触が...
善五郎ブログ

国内産広葉樹の一枚板天板のテーブルの魅力と暮らしと使い方〜重量感と質感が生む高級感・使い込むほど味わいが増す経年変化

こんにちは。松葉屋家具店の店主 滝澤善五郎です。松葉屋は創業1833年、まもなく200年になります。その店内に入ると出迎えてくれるのは、樹齢200年にも及ぶかという日本の山で育った広葉樹一枚板の天板たちです。はじめに:木の温もりが紡ぐ木の香...
森の中にまちがある。一歩

国内産広葉樹の一枚板天板のテーブルの魅力と暮らしと使い方・自然素材と人工素材:無垢材と合板の違い・一枚板ならではの唯一無二の美しさ・木がもたらす温もりと優しい手触り

こんにちは松葉屋家具店 店主の滝澤 善五郎です。朝、窓から差し込む柔らかな陽射しがダイニングのテーブルを照らします。木目の上に淡い光と影が踊り、季節と時間の移ろいをそっと映し出すそのテーブル――それは一枚の広葉樹から削り出された一枚板の無垢...
善五郎ブログ

ギャッベの文化的意義:部族文化の表現、生活必需品としての役割、精神性

20年近く前、僕がはじめて「ギャッベ」という言葉を耳にして、触れたとき、どこか懐かしくて、少し切ないような感覚に包まれた記憶がある。 遠い砂漠の風が綿埃とともに届けてくれた耳鳴りのようでもあり、あるいは温かい家の中で人々が囲む柔らかな毛織物...
善五郎ブログ

ギャッベの歴史:起源、遊牧民との 関わり・歴史的変遷

ギャッベを深く知る僕たちがギャッベに出会って、気づけばもう20年近くの時が流れた。その間、ギャッベを通じてたくさんの人たちと出会い、ときにはカシュガイの織り子さんたちとも言葉を交わしてきた。手織りの布に込められた物語、そこに宿る温もりに触れ...
森の中にまちがある。一歩

「木材の追跡可能」から生まれる価値 香山由人さんインタビュー vol.2

こんにちは、松葉屋家具店スタッフの池田です。「木材の追跡可能」から生まれる価値 香山由人さんインタビュー続きです。前回の記事はこちら↓木材を余すところなく使うことから、その使い方、現在の木材業界の分業に至るまでの歴史など。さらにお話が続きま...