こんにちは。松葉屋家具店の早川です。
先日、一枚板のお届けがありましたので皆さんにご紹介いたします。
今回お届けした一枚板は『栃』という色味が明るく、
木質がとても緻密で滑らかな樹種になります。
以前にも少し紹介していますのでぜひご覧ください。
https://matubaya-kagu.com/blog/archives/7667
特に今回お届けした栃は形も相まって、
流れる渓流に光がキラキラと反射するように美しい杢目で
見惚れてしまいます。
見る角度を変えると無垢の一枚板ならではの
木の生き生きとした力強さを感じる樹皮の凸凹があり、
光の当たり方で杢目の表情もだいぶ違く見えます。
今回はテーブルだけでなく、椅子もお届けいたしました。
設置場所が畳の上ということもあり、
お客様から『畳ずり』をつけて欲しいとご依頼がありました。
『畳ずり』とは、4本脚の椅子だと畳に負担がかかり、
傷めてしまうのを防ぐために脚の裏に取り付ける板のことを言います。
『畳ずり』を取り付け、最後に松葉屋のえごまオイルで
仕上げ、お届けいたしました。
仕上げについては詳しくこちらでお話ししているので
お時間がありましたらご覧ください。
https://matubaya-kagu.com/blog/archives/8149
『畳ずり』があることで畳の上でも安心してお使いいただけ、
少し和の雰囲気も出てるように感じます。
改めて全体を見ると、
椅子もテーブルも優しい色合いがで
まとまりのある空間が出来上がりました。
また、座る場所や日の当たり方で全く見え方が違うのも
一枚板のテーブルの魅力の一つだと思います。
この違いも写真では伝えきれないのがとても残念です。
ぜひ近くにお越しの際は実際に手に触れいろんな角度から
多様な表情をご覧いただければと思います。