近くの山の木で家具をつくる

こんばんは、松葉屋スタッフの池田です。

先日、以前からお世話になっている長野森林組合の赤松さんに
声をかけていただいて
信濃町へ木を見に行って来ました。

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「近くの山の木で家具をつくる」

そのことを具体的に動き始めたのは
約2年前。

きっかけは
森林組合さんへ松葉屋通信の取材で出かけたことでした。

なぜ近くの山に木がたくさんあるのに
遥か遠く、海を越えてやって来た外国の木の方が安価に手に入って
日本の山の木の方が高いのか。

近くの山の木を使おうと思っても市場に出回らないのはどうしてなのか。

そんな疑問を、様々な人の意見を聞きながら
自分たちはどうしていきたいのか
それをはっきりとさせたくてお話を聞きに行った先が森林組合さんでした。

長野県の木材の流通のこと。
森林が育って来てこれからは木をどんどん使う時代だということ。
長野県にも広葉樹はあって、人工林の間伐の合間に出てくる材があるということ。

知っていくうちに
大量生産ではなく
ひとつづつ
少ない職人が時間をかけてつくる
松葉屋の体制ならばできることがあるということが見えて来ました。

人工林の間伐の途中に出て来た広葉樹。
山主さんが「伐ってほしい」と
森林組合さんに相談して出て来た広葉樹。

いつあるか
どこに出てくるか
あらかじめ分かっていなくても

近くの山の木であれば
松葉屋が「ほしい」ということさえ伝えていれば
知られずに伐られてマキになる前に
松葉屋に教えてもらって
家具材として利用することができるのではないかと。

製材してもらう場所
乾燥するまでの工程の確保
準備が整って来ました。

今回は、森林組合の赤松さんの案内で
伐採を希望している山主さんのところへ
連れて行ってくださって
ミズナラと山桜を見せてくださいました。

直径が2mを超える
大きな木でした。
松葉屋家具店 広葉樹
圧倒されて
一瞬言葉をなくします。

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大きな木の周りだけ
他の木は小さく
ポツンとしているようにも感じました。
大きく、大きく、森の中で生きているんですね。

山の手入れのために
今回はこの木を伐ることにしたということでした。

これから、職人さんと相談して
伐採の長さを決めたり
進めていく予定です。

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