【松葉屋】森へいくツアー・6月 開催しました! 1日目・昼
こんにちは、スタッフの池田です。
6月13日、14日に松葉屋念願の「森へいくツアー」の
1回目を開催しました!
今回のツアーのテーマは「木を使う」
新緑まぶしい戸隠の森を歩いて
「これはなんだろう?」
「あの木はなんていう名前だろう?」
などなど、とっても詳しいガイドの方の
お話を聞いて
森を知るところからスタートします。
生きている木を見たあと
木の命を使うことを考えるために
2日目には「自分が使いたいもの」を
つくるものづくりを行いました。
少しずつ、ツアーの様子をご紹介していきます!
まずは松葉屋に集合して、店主の滝澤善五郎から参加者のみなさんへ
今回の開催の想いをお話ししました。
そして、戸隠へ移動。「行ってきます!」
戸隠に到着。
森林植物園の中を
ラポーザ(生き物の生態調査やエコツアーなどを行う)の
荒井さん、春日さんのお2人に案内していただきます。
この日は薄曇り、時々太陽が顔を出します。
梅雨時ですが雨も降らずに散策にはちょうどいい気温です。
森の中を歩きながら
気になったことをラポーザのお2人に聞いて
木を触ってみたり
においをかいでみたり
クマの爪痕におどろいたり・・・
小さな小さなクワガタも見つけました。
池のほとりに行くと・・・
池へせり出した枝の先に
泡が・・・!
グレープフルーツ、夏みかんくらいの大きさの
泡が!
モリアオガエルのたまごということ。
ちょうどこの時期は産卵シーズンということで
もう1週間早くても遅くても
この光景は見えなかったということ。
たまごがあるということは
カエルが近くにいるかもしれない。
ということで、総勢20名で探し始めました。
いました!
枝の上に深緑色のグミみたいな・・・。
眠っていたのでそっとしておきました。
その後も
ぐんぐん森の中を歩き
大きなシナノキ
ブナの林
モミの木・・・・
とにかくたくさんの生き物に
目も心も奪われながら散策しました。
翌日は、自分が欲しいものをつくるものづくり。
木をけずり、彫って、磨いて
みなさんつくるものの想いを巡らせている様子です。
その前に、旅館に行って腹ごしらえ。
夜はムササビを見るツアーに出かけました。
その様子はまた次回!
〈今回のお宿は、戸隠・宝光社の茅葺き屋根の「越志旅館(おしりょかん)」とても良い雰囲気でした〉
2015/06/20 | 山と森、木と人々の暮らしを一本の糸でつなげたい
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書いた人スタッフ/池田奈美子
「なぜ?どうして?」と私が疑問に感じたことをお伝えすることでみなさんの疑問が晴れることを願って。
松葉屋の家具やアートギャッベ、森との関わりを日々感じたままにお伝えします。
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