広葉樹一枚板の天板はどこからやってくるのか?高山・岐阜買い付けその1
松葉屋の広葉樹一枚板の天板はどこからやってくるのでしょうか。
大きく3つの流れがあります。
ひとつはいろいろなご縁から「こういう大きな木があるよ」
と紹介いただいて伐採から入手する方法。
また地元長野市の市場、北信木材センターから買い付けする方法
そして岐阜等の木材産地の市場から買い付けする場合があります。
8月の初め、高山市と岐阜市の木材選定買い付けの旅に行ってきました。
今回紹介するのはそのうちの1つ、岐阜の材木屋さんでの選定風景です。
今回は丸太原木からの買い付けではなかったので、
あらかじめ樹種、サイズなどを伝え
広げておいてもらいました。
岐阜も暑い!
麦わら帽子をかぶって汗だくで選んでいきます。
まず栓の3m越えの一枚が目を引きました。
それから、入り皮のタモ
主に3メートルを超える巨大な一枚板を数枚選ぶことができました。
ほぼ天然乾燥は終わった材でした。
それでも皆様に見ていただくには数ヶ月時間がかかります。
年末から来年の夏までの間に店内でご紹介する予定です。
楽しみにお待ちください。
2023/08/09 | 善五郎ブログ, 一枚板, 山と森、木と人々の暮らしを一本の糸でつなげたい, 未分類
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書いた人店主/滝澤善五郎
愛着もてるものを
手入れしたり、メンテナンスしたり、修理したり
そうやって永く、永くつき合っていく。
「繕い、直し、使いつづける」
ボロッちくて、朽ち果てたものが大好きです。
ぜひ一度、私 善五郎に会いにお出掛け下さい!
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