木が生きる場所の話

こんにちは、スタッフの池田です。

 

台風の強い風に乗って
湿った暖かい空気が
長野へやって来ています。

ぶわーっと
大きな音と共に
かき混ぜられた空気を感じながら

このどこか遠くから運ばれて来た
空気を吸う森の木は
どんな気持ちなのかと。

人は移動しながら
その土地、土地の空気の変化を感じます。

「ここは自分の住んでいる場所よりも湿度が高い」
「朝のにおいが違う」
「風が強いところなんだな」

などなど。
 

自分で動けない木は
ただ自分のまわりにやって来た
空気、風、雨、動物
を受け入れます。

受け入れながら
自分の姿、形を変えて
その土地に順応していきます。
 

ある木は、強い風に倒されて
倒れた木の枝が成長点を持ち幹となり
天に向かっていました。
松葉屋家具店 屋久島 ヒメシャラ
 

ある木は、切られたところから新しい芽を出し
元の木に覆い被さるように育っていました。
松葉屋家具店 屋久島 2代杉
 

ある木は大きな石を覆い
苔や腐葉土のわずかな養分だけで根を張り生きていました。
 

近くの森を見ながら
遠くの森も見てみたい
ということで
亜熱帯から亜寒帯までの環境が存在する
屋久島へ。

森を歩いて
自分の身近な戸隠の森や
松葉屋の木たちの事を思って

 
「生きた年月」を大切にしたいと思いました。
 
 
 
松葉屋の山桜の一枚板
松葉屋家具店 一枚板テーブル 山桜
皮が入り込んだ耳
中心は水を吸い上げていた力強い杢目が残っています。
 
 
【「一枚板」と「3本の木」からつくったテーブル展】
2015年8月1日(土)〜8月23日(日)
10:00〜18:00
水曜定休

スタッフ/池田奈美子
書いた人スタッフ/池田奈美子

「なぜ?どうして?」と私が疑問に感じたことをお伝えすることでみなさんの疑問が晴れることを願って。
松葉屋の家具やアートギャッベ、森との関わりを日々感じたままにお伝えします。

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