こんばんは、スタッフの須坂です。
年末に向け、
少しずつバタバタとし始めた松葉屋です。
少し前になりましたが、上越市高田M様邸へ
欅の一枚板をお届けに伺いました。
この大きな欅は、さかのぼること１ヶ月半前、
１０月に開催した上越出張展にて
お選びいただいた一枚板です。
松葉屋は年に一度、
上越市にあります町家交流間”高田小町さん”の
ホールをお借りして出張展を開催しております。
近いようで少し遠い上越市。
新しいお客様との出会い、そして、
松葉屋の家具をお使いいただいている
お客さまにご挨拶ができれば、
という思いで臨む松葉屋の出張展です。
以前にもお店にご来店いただいていたM様は、
出張展の初日にご来場いただきまして、
『‥これ、良いなぁ。』と、
大きな欅から離れられなくなってしまったご様子でした。
お届けに伺うと、
小町さんから車で数分のお宅は
やはりの歴史ある ”町家”
お家同士が寄り添うように立ち並び、
雁木(雪よけのひさし)が連なります。
お家の中も、高い天井に古い梁や柱
そして、町家ならではの
かなり高い位置にある天窓から、
やわらかな陽射しが射し込みます。
細く長い町家のお家の事情から生まれた
明かり取りの知恵なのだとか。
そしていよいよ、
広いお部屋の真ん中に大きな欅の一枚板テーブルを
置かせていただきました。
お部屋が広いので、大きさを感じませんが
２メートルを遥かに超える欅の板です。
そして、
合わせて栗の一枚板スツールもお選びいただきまして、
ダイニングセットが揃いました。
余談になってしまいますが、
欅の板ををお届けに伺うと、
磨きあげられた素晴らしい”欅の家具”に
出会うことがよくあります。
こちらのお宅にもありました。
松葉屋の一枚板もお手入れいただき、
大切に永く永くお使いいただきたいと思います。
