一枚板の表情

こんにちは、松葉屋家具店スタッフの斎藤です。

一枚板テーブル展、いつもよりたくさんの一枚板をご用意して絶賛開催中です。

松葉屋の一枚板の杢目には、大きく分けると2種類の表情があります。

ひとつは、年輪が杢目にはっきりでてくるタイプ。
ケヤキや栗などが代表で、大胆で美しい年輪と、流れるように伸びた杢目が特徴的です。
環孔材といいます。

松葉屋 一枚板 欅

もうひとつは、年輪ははっきり表れないけれども均質なタイプ。
栃や山桜などが代表で、規則性の無いけれど見る角度によって輝きが変わる杢目が特徴的です。
こちらは散孔材といいます。

松葉屋 一枚板 栃

環孔材と散孔材は、植物学上の分類ではなく、
木が水を吸い上げる”道管”の配列構造の違いであり、材としての分類です。

どちらの杢目が優れているということはありません。
人間と同じで、どちらもかけがえのない、一枚です。
立派に生きてきた証です。

一枚板テーブル展。
これだけの数があると、どうしても決めきれず悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。

そんな時は、杢目の表情の分類から自分のお気に入りの一枚を見付けていくという方法もあるのです。

【広葉樹の一枚板テーブル展】
2月21日(土)〜3月15日(日)
10:00〜18:00
水曜定休・3/5(木)は買い付けのため臨時休業いたします。

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