こんにちは、松葉屋家具店スタッフの早川です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年末、須坂市のお客様にお届けしたテーブルをご紹介いたします。
お客様は以前に、山桜の座卓をお届けしており、
今回はダイニングテーブルをお選びいただきました。
選ばれたテーブルは巾ハギという4〜5枚の板を
巾方向に接ぎ合わせたものになります。
巾90㎝の一枚板のテーブルに仕上げられる広葉樹というのは
樹齢200年近い木になり、なかなか出会うことができません。
そんな中、樹齢70〜100年の巾40㎝の中径木を使い作ったものが
巾ハギのテーブルになります。
北信州を主に岐阜高山あたりで育った身近な木を使用し、
製材後1年半から2年じっくりと乾燥させた良材です。
この度選んでいただいた樹種はキハダという
樹皮の近くが黄色く、漢方の胃腸薬などにも使われたりする木です。
少し光沢感があり、杢が美しいのが特徴的。
今回お届けしたものは少し緑がかった色味もあり、
決め手の一つになったそうです。
巾ハギは軽快なテーブルに仕上げるため、厚みが3㎝なので
裏からボルトで脚を固定して設置になります。
合わせてご購入いただいた椅子を一緒に置いてみると
丸みのある椅子がよく合い、大変気に入っていただけました。
松葉屋では 一枚板だけでなく巾ハギやオーダーでもテーブルをお作りしており、
お客様のイメージやお部屋の雰囲気に合うもの、
形や木目、色味が気に入っていただけるものを見つけるお手伝いが
できればと思っております。
ぜひお近くにお越しの際はご気軽にご来店ください。