こんにちは、スタッフの池田です。
テーブルや椅子を使っていると
あっ!と
硬いものをぶつけてしまったりして
凹み傷がつくこともありますね。
無垢材で作ったオイル仕上げの家具は
浅い凹みなら
水分を含ませて
木材の繊維を膨らませて補修することができます。
今回は、浅い凹みの補修方法をご紹介したいと思います。
こちらの天板にも、浅いものですが
凹みがあります。
深い傷で繊維が切れてしまっているものは
補修が難しいのですが
浅いものはこの傷の上に
水で濡らした布を置いて
20〜30分、
木がしっかり湿るくらい置いておきます。
小さく切った、サラシを使いました。
着なくなった洋服を切って使っても良いと思います。
20〜30分経って
布を外して
木がちゃんと湿っていることを確認したら
濡らした布巾を当てながら
アイロンをかけます。
同じ場所に当てすぎると
焦げてしまうことがあるので
ジューっと2、3秒当てて、外して
またジューっと当てて
布を外して様子を見て
また必要なら続けて
という具合にやってみてください。
何度かやって、
触って、凹みが戻っていたらOKです。
蒸気を当てたところは
オイルが取れたり
木の表面が毛羽だったりしているので
仕上げに表面を整えます。
全体を水拭きするか、
アイロンを当てたところと
当ててないところの色の差が激しい場合は
全体を石鹸で拭いて、オイルを落とすと
なお良いです。
そのあと
毛羽立ちを取るためにヤスリを軽く当てて
保湿のために全体に薄くオイルを塗り込んで
補修の完了です。
ちょっと気になる凹みがあったら
ぜひ挑戦してみてください。
以前のブログもご参考にどうぞ。