こんばんは。100年家具店主、松葉屋善五郎です。
僕が、ずっとつくりたいと思っていた家具。
それが「子どもの学習机」です。
ずっとずっと、つくりたいと思っていたカタチがありました。
素材は……日本の山で育った広葉樹のみを使うこと
接着剤は……化学薬品の接着剤は使わずに、膠で接着すること
塗料は……亜麻仁油と蜜蝋をブレンドしたワックスで、シンプルに仕上げること
大きさは……畳の短辺と同じ90cm幅の机にすること
抽斗(ひきだし)は……大切な筆記用具と大切なメモだけで、じゅうぶんな深さ
これには、すべて理由があります。
でも、何より、子どもたちが嬉しそうに使ってくれていること、大事に使ってくれていることが大切です。
「ものを大切にして、永く使うこと」
そんな自然で、当たり前なことを、この机に込めました。
子どもが大きくなっても、いつまでも思い出の脇役でいられる学習机であるように。
「木の机とテーブル展」を開催します。
11月23日(木)〜2月12日(月)
僕が、ずっとつくりたいと思っていた学習机。
抽斗に入らないくらいに、話したいことが山ほどあるので、また書き綴っていきたいと思います。どうぞお付き合いくださいね。(笑)