「一生使える家具しか造らない」そこにこだわるから、松葉屋家具店だと思う

樹齢200年広葉樹の一枚板テーブルより
木材
 

1つ目は長く使えるものであること

ロングライフとも言えますが、松葉屋家具店では100年家具と呼んでいます。使えば、使うほど、じわじわと愛着がわき”あばたもえくぼ”じゃないですが、傷の一つもその味わいとなるものです。私たちの家具は、樹齢200年以上という見た目での説得力や迫力もあり、2代から3代、そして4代と世代を超えて使い続けても色あせない暮らしの道具です。

2つ目は使う人の心、身体に無理のないものであること

化学物質などが身体に蓄積されることによって1回でもアレルギーなどを発症すると、美弱な化学物質でも、再度発症する怖さがあります。化学物質に過敏な方は年々増えておりまして、家の中には人工的に手を加えたものは起きたくないという思いがあります。これは、自分の子供がシックハウスで苦しませてしまった経験からくる切実な願いです。松葉屋家具店の一枚板は、その美しい表面も自然塗料で丹念に仕上げたもので、化学物質はまったく使っていません。これ以上シンプルで安心できる家具はないかもしれないですね。

3つ目は地球環境に負荷がかからないものであること

一枚板の家具を造る場合は、国内産なので、経路もシンプルで運搬にもエネルギーがそんなにかかりません。また、量産をしていないので、環境破壊にもつながりません。工程が増えればその分だけ多くの人の手にわたり、いろいろな素材を使うようになってコストがかかります。しかし、松葉屋家具店の一枚板は私が原木の見立てをし、加工し、商品化することで、コスト面でもお客様の要望を叶えられるのです。造る人や工程の「顔が見えること」って、今、重要だと思いませんか?

今日発芽しても次に出会えるのは、遥か200年後

多くのお客様に見て頂きたいのですが、樹齢200年の天然板となるとそう簡単に出会えるものではありません。何億とある胞子が発芽して成長する過程では、ほとんどが枯れたり、虫に食われたり腐敗したりもします。実際にテーブルで使えるような立派なものに出会えるのはそれこそ奇蹟なのです。生えている木は勿論1本1本違いますが、同じ木でも挽き割ってみるとそれぞれの表情が違い、同じものはこの世に2つとない。かけがいのない一枚板との出会いは、まるで新たな家族を迎えるような感覚です。今回制作したのは、約100枚の一枚板たち。どの一枚板も、毎日の暮らしの何気ない一瞬を最高の幸せなひとときとすることでしょう。

小冊子をお分けしています。

内容は以下の通りです。

1.主材となる木材のこと
2.   生活道具としてかかせない「塗料」のこと

ご希望の方は、お気軽にお問合せください。

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