こんにちは、スタッフの須坂です。
本日、歩行者天国になっている善光寺門前、
薄曇りで大変過ごしやすい日になりました。
松葉屋も多くのお客様にご来店いただきました。
店頭でお迎えするずらっと並ぶ一枚板達、
栗、ケヤキ、水目、山桜、栃、
せ‥栓?
栓はしらないなあ‥
と言うお客様の声が大変多いので、
本日はこの栓の木を改めてご紹介させていただきます。
『栓』せん と読みます。
現在乾燥中の、先日信濃町で買い付けした栓も
大変太い木でしたが、
こちらの栓はそれを遥かに超える迫力の一枚板です。
栓はウコギ科の木で別名ハリギリとも呼ばれ、
樹皮は縦に裂け目が入りゴツゴツしていて、
枝には大きな刺がたくさんあります。
その土地により
『ホオダラ』 『タニギリ』 『ヤマギリ』
カシワの葉を大きくした様な葉型から『テングッパ』などなど‥
たくさんの名前を持つ木なのです。
さらに『ミヤコダラ』とも呼ばれ、たらの芽に似た新芽は
アクが強いものの、食べられるそうです。
杢目ははっきり、
それでいて木肌は白く、
他の材とは明らかに違う透明感のある美しさを感じます。
もちろん家具だけではなく、
お盆や器などにしても美しく、
多くの木工材料に用いられるとても良い木です。
手触りの優しさやその存在感
それは是非、直接触れて感じてください。
[日本の山で育った広葉樹で作った一枚板テーブル展]
8月1日〜25日まで開催致します。
【夏の広葉樹一枚板テーブル展 開催します!】
「一生使える家具しかつくらない。
そこにこだわるから、松葉屋家具店だと思う。」
この夏、松葉屋にまた美しい杢の一枚板が集まります。
・長く、長く使えるものであること。
・使うひとの身体と心に
無理のないものであること。
日本の山で長い時間かけて育った、
大径の広葉樹の一枚板で製作しました。
一枚一枚個性の違う木を眺めていると、
ひとりの人間の性格を見ているようでとても楽しい。
ぜひ個性豊かな一枚と出会いに、松葉屋へお越しください。
日本の山で育った樹齢200年の広葉樹一枚板テーブル展
期間:8月1日(土)ー25日(火)