こんにちは、松葉屋家具店スタッフの斎藤です。
「楡(ニレ)」とういう木をご存知ですか?
栃や山桜などより、あまり聞き覚えの無い樹種ですよね。
ニレとは
日本では北海道に多く自生するニレ科ニレ属の落葉又半常緑といわれる樹木で、
比較的大木になることで知られている樹種です。日本語の「にれ」は、方言である「ネレ、ネリ」に由来しその樹皮を剥がすとぬるぬるしていて、
その粘液を和紙をすく時の糊にしていた事からきていると言われます。樹形は比較的低い高さから幹を分岐させ、同科のケヤキ(ニレ科ケヤキ属)などとよく似る種が多いです。
そう、あまり聞き覚えがないのは、同じニレ科には有名な「ケヤキ」が存在するからなのです。
でも、
「ケヤキの方が良い」「ニレの方が優れている」なんてことは全くありません。
人間と一緒で、それぞれに違った良さや個性があるのです。
ニレはニレでとても立派な樹種です。
ただいま一枚板テーブル展と同時開催している「ケヤキの小さな一枚板展」。
その中にも、実はケヤキに混じってニレが一枚、お客様をお待ちしております。
ケヤキとはまたひと味違った杢目・色がとても素敵です。
使い込むたび、どんどんその魅力が現れてくるでしょう。
ぜひ、いらしてください。
【広葉樹の一枚板テーブル展】
2月21日(土)~3月15日(日)
10:00~18:00(水曜定休)