こんにちは!
100年家具 松葉屋店主の善五郎です。
松葉屋に注文いただく家具の相談には、
お客さまは様々な条件をお持ちです。
サイズ
素材
使用の目的
さまざまな好み
価格
今回は、お家の新築に際して取り壊しされたご自宅の古材を
有効に利用されたいご希望でした。
下見をさせていただいたところ
築百数十年以上の、立派なケヤキ材。
まず、家具を製作するための製材しなくてはいけません。
ケヤキの香りがぷーんと漂います。
製材の大音量の迫力と相まって、うっとりしてしまいます。
古材の製材で注意しなくてはならないのは
釘や、石、針金などの金属の異物が紛れ込んでいること。
一発で刃を痛めてしまいますから、慎重に、慎重に。
挽き終わった板材を、トラックに積み込んで行きます。
製作過程は省略しますが、
こんなにうつくしい水屋棚が完成です。
残りのケヤキで、テーブルを作りました。
あえてホゾ穴などの跡を残した、雰囲気あるテーブルに
なりました!
どんな材でも気持ちを凝らせば、
次の100年に生かすことが出来ます。