こんにちは、スタッフの池田です。
一枚板テーブルというと
1本の大きな木を縦に引き割った。
そんなイメージの方も多いと思います。
実際そういった素直なものもあるのですが
木の形は様々。
単純に丸い筒を縦に割る。
というものものばかりではありません。
枝分かれしているところを切ったものは
杢目が途中で2方向に分かれて
それは面白い表情を見せてくれます。
私が枝分かれに興味をもったのは
この一枚が松葉屋にやってきた事から
「あれ?2枚の板が合わさったみたいだ」
と思いました。
職人さんは「これは分かりやすい二股だね」と言ったことで
ああ、なるほど。と。
一枚板を展示して立てかけて置く時は
安定するため広い方を下にするのですが
こうした二股に枝分かれしたものは太い方が上にくるんです。
なので、写真の一枚板を逆向きにした方向が木が立っていた向きなんですね。
そんな目で、改めて店内の一枚板を見渡してみると・・・・
こちらの太いケヤキの一枚板も。
太い方を逆にすると。
こうなるんですね。
ずいぶんと印象が変わります。
枝分かれした部分も相当な太さなので
杢目もしっかりとしていますね。
もうひとつ、こちらの栃の一枚板も
こちらは、根元の方が枝分かれした部分よりも
太さがあるので分かりやすいですね。
1枚に2本分の杢目が現れたような
面白い枝分かれの一枚板。
松葉屋に来たら探してみてくださいね。