こんにちは、スタッフの池田です。
今日は一枚板テーブルの脚についてご紹介します。
松葉屋の一枚板テーブルは
脚の上に板を乗せた「置き脚」です。
それだけを聞くと
「え?固定してないの?」「手をついて倒れたりしないの?」
など、不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
大丈夫です。
一枚板の重さはかなりのもの。
手をついたくらいでは、板が浮いてしまうようなことはありません。
また、脚の幅も板に合ったものをつくり
置く位置も設置の際にバランスをとりながら調整しているのでご安心ください。
そして、脚を固定しないことで
いろいろな楽しみ方ができるのも「置き脚の」いいところ。
松葉屋の置き脚は「座卓とテーブルの兼用脚」
立てればテーブルとして
寝かせれば座卓としてお使いいただけます。
普段はテーブルとして使っていて
たくさんお客さんが見えた時には座卓に。
そうすれば、つめれば座れるので便利!
普段使わない椅子をたくさん持っておく必要もありません。
「こどもが小さいうちは床座りがいいんだけど、自分たちが年をとったら椅子の方が楽かな」
というお客さまも。
今は座卓で、数年後にテーブルでの使用を考えてらっしゃいます。
そして、もうひとつの楽しみ方は、
松葉屋の一枚板は両面使える状態の良い板を選んでいるので
ひっくり返して、裏と表の杢目の違いを楽しみながらお使いいただくことができます。
ただ、板はかなり重いものもあるので
ひっくり返すには家族全員の協力が必要なものも。
慣れている松葉屋のスタッフや職人さんであれば
すんなりくるっと裏返してしまうのですが・・・。
なかなかお家では難しい大きさのものもあると思います。
でも、簡単な方法もあるのでコツをお教えします!
「大変そうだから」と遠慮せず、お気軽に聞いてくださいね。
使い方を限定しないことで
家族の一員として迎い入れていただいた一枚板を
より永くずーっと使い続けていくことができると思っています。
100年、200年かけて育った木ですから
せめて木が生きた年月分くらいは使っていただきたい。
そう思うと、今の世代だけで使えるものよりも
また次の世代になった時に、使い方を自分たちで考えられるものを
つくっていきたいと思っています。