こんにちは、松葉屋家具店スタッフの早川です。
先日、2年ほど前に製材した木材の乾燥が完了したので、
松葉屋の倉庫に運び入れました。その報告です。
まだ乾燥から上がったばかりの木材はこれから切ったり、磨いたりして
家具に仕上げていく、言わば、家具の種のようなもの。
いずれお客様の元へお届けする大切なものなので、
倉庫に入れるのは意外にも重要な作業になります。
今回乾燥が完了した木材は、
昨年長野市内で伐採されたものを製材・乾燥した
槐(エンジュ)、欅(ケヤキ)、胡桃(クルミ)。
今回はどれも厚めに製材しており、枚数も合計で80枚もあるので
トラックを2度に分けて運搬されました。
最初に製材所からトラックで運ばれてきた際は
その量に思わず後退りしてしまいました。
トラックからは荷台のクレーンを使って下ろしましたが
そこから倉庫に運び、積む際は男手が4人あってやっと。
さらに積み重ねるごとに持ち上げる高さも上がるので、
倉庫に入れるだけでも大変な作業になりました。
なんとか1台目を倉庫に運び終わり、
それぞれ樹種がわかるようにラベルを貼っていきます。
ただ置くのではなく管理しなくてはいけないので
枚数と樹種を確認しながらつけていきます。
その後、1つ目の倉庫がいっぱいになってしまったので
別の倉庫に移動し、2台目の木材が到着しました。
同じようにクレーンで下ろしながら倉庫へ入れていきます。
クレーンも木の重心を考えながら紐をかけ慎重に下ろしていきます。
全ての木材を倉庫に運び終えるのに約4時間。
なかなかの重労働でしたが、
この木材も職人の手でテーブルなどの家具に姿を変え、
いつの日かお客様のもとへお届けできる日が楽しみです。