「ギャッベのある、108の暮らし」 お客さまからのお便り 

犬や猫と暮らしていると、種別の差を超えて家族になっていくのを感じます。

松葉屋のギャッベを住まう人だけでなく、愛する猫のために買ってあげようと思案されていたMさん。その思いはきっと、天国にいるくろまで届いていることでしょう。

ギャッベを通じて、大切な思い出がこれからも育まれますように。

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『愛猫の毛色を思い出すギャッベに 一目惚れして』
〜長野県長野市 Mさん〜

4月の最後の日に、猫のくろが旅立ちました。15歳と1か月でした。
なんだか元気がなくなってきたなと思い始めた頃に、私の椅子のギャッベの上に居ることが多くなり、ならばくろ専用のギャッベを買ってあげようと思っていたのですが、間にあいませんでした。

くろが大好きだった相方の膝の上。その相方にくろのギャッベを使ってもらおうと、思いつめたような気持ちでギャッベ展に行ったのですが、その気持ちの余裕の無さからか、なかなかこれというのを見つけ出せません。

そんな話を店員さんにすると、『ミニギャッベこちらにもありますよ』と入口の横にあるベンチに案内してくれました。その時目に飛び込んできたのがこのギャッベです。
一見黒色にも見えた濃く深い藍色。光の加減で明るくなり、こげ茶色にも変化したくろの毛色を思い出します。それになんだかかっこいい。相方も気に入りそう。小さめなのでお尻がおさまりきらないながら座り心地は抜群。私もたまに座ってみますが、お尻に吸い付くようです。
せめてもと羊毛フェルトで作ったくろを乗せてみました。うちに居る猫はあと一匹。こちらも13歳のおばあちゃんに仲間入りしてる猫です。この子には間にあうように、大きなギャッベを思い切って買おうかと考えています。

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