タバコのポイ捨てって、なぜなくならないと思う?
松葉屋店主の 善五郎です。
僕の朝の日課は、店の前の掃き掃除です。
春か夏を経て、秋になれば落ち葉でいっぱい。
そして冬は雪かき。
今年 長野市は雪が少ないから楽だ〜
ちょっと大変だけど、清々しい気持ちの良い朝のひと時のです。
そんな清々しい朝の掃除の時に、ちょっとだけ気になることもあるんだよ。
それは必ず一つ落ちているタバコの吸殻やポイ捨てのゴミ。
落ち葉と違って、ポケットからぽとりと自然と落ちるものではない。
たぶん。
捨てようとして、「ぽいっ」と捨てられなければ
ここには落ちてないはずのタバコの吸い殻やゴミ。
以前もブログで書きました。
たとえば
お正月ですね。ワンカップも捨てられていました。
降って湧いてくるみたいにね、
ゴミやタバコのポイ捨てって、なぜなくならないのかな?
皆さんはなぜだと思う?
色々と調べたり、記憶をたどったりしてみました。
ちなみに僕はタバコをほとんど吸ったことがありません。
遊び半分で1回かそこら吸ったことがあるくらいかなあ。
あれは現役で受験して、落っこちて、春の講習を受けに東京に行った時….
おっと、昔話はまた今度ゆっくり。
今ここでは、タバコ吸っちゃいけないとか、吸ってもいいよとか、
体に悪いよというようなことには触れないことにします。
ただね…
①タバコの水ポイ捨てをしたことがある人は、約50%
ネットで調べたら、こんなデータがありました。
全国20から60代の喫煙者と
元喫煙者の男女561名にタバコの吸い殻についての
調査をした結果、タバコの吸い殻をポイ捨てしたことがあると答えた人は
全体の47.8%! 本当かよ?
これがタバコのポイ捨てがなくならないひとつの現実なんだろうか。
僕の記憶でも、車から道に灰皿ごと捨てる人を見かけたことがある。
それも一度や二度でなく。
こういう人がいれば、1本ぐらいいいや、という人がいても
おかしくはないのかな。
いや! 本当はいちゃだめだけど。
②タバコの吸い殻は自然に帰る?
タバコのせポイ捨てを見かけて注意した人に聞いた話。
帰ってきたのは、こんな言葉だったそうです。
「自然に帰るよ」
「誰か掃除するからいい」
それを聞いて正しいとか間違いではなく、
なぜこういう考え方になるんだろうかと、
????で頭がいっぱいになったそうです。ごもっとも。
③そもそもタバコの販売を禁止にしたらいい。
ネットを見ていたらこんな意見がありました。
「モラルのある喫煙者には申し訳ないが、
そもそもタバコの販売を禁止にしたらどうか。」
一方で、
「喫煙所が減らされている昨今、禁止区域外での歩きタバコぐらい見逃して
ほしい。携帯灰皿を持っているので、さすがにポイ捨てはしない。」
という声もあった。
正直ここまでお金がかかって、健康に害がある因果関係もはっきりして
さらに肩身がせまい思いをするくらいなら
タバコぐらい止めればいいのにとは思うけどね。
吸わない人間にとっても、受動喫煙が大問題なんだって。
WHOによると、全世界で、受動喫煙によって毎年数十万人の非喫煙者が
死亡しているといいます。
受動喫煙とは
受動喫煙(じゅどうきつえん、英: passive smoking)とは、
喫煙により生じた副流煙(たばこの先から出る煙)、
呼出煙(喫煙者が吐き出した煙)を発生源とする、
有害物質を含む環境たばこ煙(ETS)に曝露され、
それを吸入することである。間接喫煙(かんせつきつえん)、
二次喫煙(にじきつえん)ともいう。
ただ、喫煙を悪人にしてしまっているけど
人の振り見て我が振り直せだよ。
ほんとうに自分たちがモラルを守っているだろうかって
考えちゃう。
ゴミひとつ考えても
高速道路のサービスエリアのゴミ箱
コンビニ内外にあるゴミ箱
市が集荷するゴミの選別
捨て方、結構すごいじゃない。
サービスエリアのゴミ箱、
なんであんなに溢れるほどいっぱいになるんだろう?
いろいろ考えてしまいますね。
続くかも
2019/01/06 | 善五郎ブログ
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書いた人店主/滝澤善五郎
愛着もてるものを
手入れしたり、メンテナンスしたり、修理したり
そうやって永く、永くつき合っていく。
「繕い、直し、使いつづける」
ボロッちくて、朽ち果てたものが大好きです。
ぜひ一度、私 善五郎に会いにお出掛け下さい!
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