エッセイ「ギャッベの物語」
こんばんは。
100年家具店主、松葉屋善五郎です。
すっかり長野は、春。
はじまりを迎える制服姿の子どもたちにお祝いするような、
あたたかい日々が続いています。
これまでに私たちは
大好きなゾランヴァリ社アートギャッベに名前をつけて、
絵本のように物語をつくってきました。
そんな「ギャッベの物語」を
エッセイとして綴る連載。
時々、気まぐれに、ご紹介していきますので、お楽しみくださいね。
→ instagram 「松葉屋家具店+くらし道具学研究所」
こちらにも投稿していきますので、
ときおり時間があれば、ふらりと訪れてみてくださいね。
『 アルバム 』
光とともに変わるトルコブルーに包まれた小さな島は、
五月の風が吹いている。
色とりどりの魚と珊瑚、星のきらめき。
あの日々のアルバム。
『 旬をいただく 』
寒さのきびしい大地から芽をだす春野菜の美しさ。
蕗のとう、セリ、菜の花、春キャベツ。
栄養とデトックス力がいっぱい。
『 神さまのごちそう 』
ながい冬の間、下ごしらえして「やっとできたよ」、と神様。
やわらかくて爽やかな甘い香りの上等な草。
さあ、みんなそろって「いただきます」。
『 手のひらで 』
人間の肌が生まれかわっていくように、
地球も日々、生まれかわっているのだろうか。
洗った顔を手のひらでやさしく包みこむように、
みんなで地球を包みたい。
「大地と空、火と草色のじゅうたん展」
2018年4月21日~5月6日
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#ゾランヴァリ
2018/04/12 | アートギャッベ
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書いた人店主/滝澤善五郎
愛着もてるものを
手入れしたり、メンテナンスしたり、修理したり
そうやって永く、永くつき合っていく。
「繕い、直し、使いつづける」
ボロッちくて、朽ち果てたものが大好きです。
ぜひ一度、私 善五郎に会いにお出掛け下さい!
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