こんにちは、スタッフの池田です。
一枚板テーブルに日々囲まれてお仕事をして
休みの日に山に行くと
どうしても馴染みの木に目がいきます。
何となく、松葉屋で日々見ている樹種は
中身まで知っている
友達や知り合いのような
初対面ではない感覚があり
どうしてもその木を見ると
撫でてたり
つい見上げて樹形を観察したり・・・
一緒に行く友達には
また病気が始まったと思われているに違いありません。
先日の山の中で見た栃の木は
樹皮にも杢目のさざ波模様を思わせる
波紋のような型が見えていました。
直径70センチ位の大きな栃の木でした。
少し分かりにくいですが
灰色の木肌の間にところどころ見える茶色い色の部分。
ここに波紋のような鱗のような模様が見えます。
もう少しわかりやすい写真だと
こんな感じの模様が見えるんですね↓
栃の木の代表的な杢目というと
さざ波模様。
うねうねとうねるような杢目が特徴で
その姿が想像できるような木肌です。
何となく、中身はこんな姿かなと
想像すると
山の木も
松葉屋の一枚板も
同じ一本の糸で繋がっている気持がするんですよね。
知っていることで
より木が好きに
みんな知り合いのような感覚になります。