こんにちは、スタッフの池田です。
毎年この時期に仕上がる学習机。
今年の樹種は
栗・山桜・板屋楓・栃・胡桃・黄檗
そして信濃町の栓の木。
毎年できる台数や樹種は異なります。
そして、もちろん同じ木目の机はありません。
なので、見に来て選んでいただく楽しみがあるんですね。
思いがけない出会いがあったりして
みなさん楽しそうに選ばれます。
山桜がいいなと思って見に来たら胡桃がきれい!
という事が起こったり。
栗の机が3台あっても木目の違いをよく見て
触って、こどもたちは選びます。
選ぶポイントは十人十色。
少しだけ紹介します。
一番すべすべで気持ちのいいものがいい。と触って選んだSちゃん。黄檗の机です。
机の上にはたまに、金魚鉢が乗ったりします。
一度見て、忘れられなくて「ウダイ樺の机、まだあるかなあ?」と
ドキドキしながら再度見に来てくださったSさん。
そろそろお子さんも大きくなって、自分の時間をつくるために居場所として机と鹿革の椅子・ギャッベを選ばれました。
4年前に選んでくれたK君の学習机は山桜。
リビングの奥の一角に、日記や宿題をする自分の場所があります。
先日、机を見せてもらいに行くと、選んだ時よりも色もとっても深く、濃く変化していました。
妹さんもお父さんも松葉屋の机を持っているのですが
最近は「僕のが一番使ってる」と、誇らしげでした。
学習机は
「自分の場所」
という感覚が強いものかもしれないですね。
こどもたちは
初めての自分だけのスペースにわくわくして
おとなたちは
自分と向き合えるスペースに心が静かになる
同じものが2つとない机です。
自分の一番を見て選んでくださいね。