無垢の木・オイル仕上げの家具:傷も凹みも自分でお手入れできます

こんにちは、スタッフの池田です。

 

松葉屋で展示している椅子は

注文いただいてからおつくりする

受注生産になっています。

 

そのため、店内に展示している椅子は

お客さまに座り心地を試してもらうもの。

中には数年展示している椅子もあるので

定期的にメンテナンスを行っています。

 

例えば・・・

椅子につく傷の代表的なものとして

ポケットやベルト部分に鍵などをぶら下げたまま座ると

細かい傷や、擦ったりすると凹みができることがあります。

松葉屋家具店 家具 メンテナンス

特に写真のクルミ材の椅子は
楢やウォルナット比べて柔らかいので
傷がつきやすいですね。
(でも、軽さがあって取り回しが楽なので、椅子としてよいところは沢山あるんですが)

 
さて、ついてしまった傷の簡単なお手入れですが
本当に簡単。
傷の部分に水をたっぷり含ませた布を半日くらい置いておいてください。
松葉屋家具店 家具 メンテナンス
そうすると・・・
 
松葉屋家具店 家具 メンテナンス
軽い凹みであれば木が膨らんで
もどってきます。
 
 
もう少し凹みを戻したいなという時は
更にアイロンをあてます。
松葉屋家具店 家具 メンテナンス
 
濡れた布巾をあてて、蒸気で熱を加えることで
更に凹みが膨らんでくれます。
 
木ってすごい!と
改めて感じる瞬間です。
 
張り合わせ、合板ではない無垢の木だからこそ
こうしたお手入れができるんですね。
 
木の細胞が切れたような深い傷の場合は
完全に戻らないこともありますが
細かい傷、凹みであればこの方法でかなりきれいになります。
 
また、全体に水シミなどが気になる場合は
全体に1000番の細かい目のやすりをかけて
オイルを塗ると表面もなめらかになります。
松葉屋家具店 家具 メンテナンス
 
 
毎日使うものを
たまに磨いてあげてきれいにしてあげる。
部屋の掃除を思いっきりしたり
お天気のいい日にお布団を干したりするように
家具もお手入れすると、気持ちがすっきりします。

タイトルとURLをコピーしました