白漆のお皿 大きさいろいろ選ぶ理由
こんにちは、スタッフの池田です。
「これが漆なんですか?」
と、見た人が驚く色合いの
白漆の器の展示も
残すところあと2日になりました。
みなさんいろいろな理由で
選んでくださるので
お客さまとお話ししながら
「なるほど」と
たくさんものづくりのヒントをいただいた気持ちです。
今回おつくりしたお皿は
5種類(写真に1種類足りないのは売り切れてしまったから)
23㎝のリム皿(ふちのあるお皿)と
大きさ違いのまる皿を4種類つくりました。
リム皿は少し深さがあるので
汁気のあるパスタや煮魚なども乗せられます。
パン皿としておつくりしたこともあり
選んでいただいたお客さまは
ホットサンドを乗せます。とおっしゃっていました。
あと、軽いのでピクニックにも持って行けるかも・・・。と。
いいアイディアです。
大きさ違いのまる皿は
一番大きなもので23㎝。
次が19㎝、15㎝、13㎝。
一番大きなものはリム皿同様
メインのおかずを乗せて使い、
次に小さい大きさのものもそうした使い方を。
少し小さなものはケーキや副菜をのせたり
取り皿としても活躍してくれます。
お皿の大きさを選ぶとき
みなさん、普段一番使う大きさを想像して選ばれます。
一人暮らしの方だと
大きいお皿だけで食事は事足りるからと大きいものを。
朝は和食で
お皿は夜ご飯の時に必要だから
中ぐらいのお皿が活躍してくれる。
いろいろな種類を少しずつ分けるから
小さいお皿がたくさん家にある。
漆のお皿は使い心地がいいから
ついつい何気なく手に取ってしまう。
でも、一度に全部を漆器に変えるのは
ちょっと難しいから
普段一番使い勝手のいい大きさでまずは使ってみて
少しずつ、少しずつ
大きさ違いでそろえてみるのがいいかもしれません。
そしてこんな楽しい使い方も。
微妙に色合いの違う
お皿・フォーク・スプーンの組み合わせ。
とてもおしゃれで素敵です。
2015/05/29 | 松葉屋のくらし道具
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書いた人スタッフ/池田奈美子
「なぜ?どうして?」と私が疑問に感じたことをお伝えすることでみなさんの疑問が晴れることを願って。
松葉屋の家具やアートギャッベ、森との関わりを日々感じたままにお伝えします。
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