こんにちは、スタッフの池田です。
現在母屋の2階では、5/31まで
常設のギャッベを少し増やして100枚のギャッベを展示しています。
その中から一枚
とっても可愛らしいギャッベをご紹介します。
ナチュラルな地に小さな柄が
織り込まれたギャッベ。
大地に鹿が点々と
たたずんでいる様子がとても微笑ましくて
優しい色合いの木の模様もかわいらしい。
よーく見てみると、ちょっと不思議な形の模様が・・・
この柄も鹿、なのですが
めずらしいことに、頭を下に向けているんです。
鹿の模様というと、体の上に頭がのっているものが多いので
この描き方はめずらしいなと。
草を食んでいる姿をリアルに描こうとしたのかもしれないですね。
右下にいる男の子と女の子。
2人仲良くならんで、手をつないでいます。
最初は、こちらを向いている様子かなと思って
ながめていたのですが
よくよく見てみると、この2人は後ろ姿のよう。
遠い、遠い大地を眺めているようです。
2人でこの景色を見て何を思っているんでしょうか。
2人静かに、言葉も交わさず同じ方を向く。
その後ろ姿が何とも言えず素敵な景色で
このギャッベを見た人に
いろいろな思いを抱かせてくれるような
物語が思い浮かぶギャッベです。