今から15年以上前に中央通りで開かれていた「マルクトプラッツ」。
ドイツでは一般的な街の中心地の広場で開く市を参考に、作り手と使い手をつなげようとはじめました。
イベントは回を重ねるごとに人の和が広がり、ふだんの街の様子とは異なる時間を楽しもうと、たくさんの人が訪れていました。
時を経て、松葉屋が新たな「マルクトプラッツ」をはじめます。
月1回「素材」をテーマに、作り手が作り手を紹介していくリレー形式の企画展。
第1回は「夏」をキーワードに、さらりとした手触りの手つむぎ糸作品と、清涼感あふれる木の香りが広がるカンナ屑を使った作品の展示や、素材に親しむワークショップを開催します。
夏の糸(by 糸の会)
27日開催。糸車を使って、人の手で丁寧につむがれていく糸。編み方や使用する糸を工夫することで、季節ごとに必要な作品が作られます。
ワークショップでは、手製のスピンドルを使い、綿くり、弓うち、綿紡ぎまで一連の行程を体験します。
ワークショップ【要予約】
10:00-12:00 または 13:00-15:00
参加費:2,500円(お一人様)
【申込】は7月20日までにitotoiton@yahoo.co.jp(@を半角に)もしくは、090-9856-3663までご連絡ください。
木のリボン(by 相澤 徳行)
両日開催。美しいカンナ屑を何らかの形にしたいという想いから誕生。木の種類によって異なる表情を楽しんでもらえる作品です。
相澤徳行プロフィール
長野県を中心に活躍するグラフィックデザイナー、クリエイターズユニット「nana’t」のメンバーでもあり、ものづくりの楽しさ、表現する楽しさを追求しています。
ワークショップ
テラスペースを会場にいつもとは違う門前の景色を楽しみながら、カンナ屑でボンボンを作ります。相澤さんの作品はこちらで販売します。
参加費:1,000円(お一人様)
ギャラリー
土蔵2階では、木のリボンやブーケなど見て楽しんで頂ける作品を展示します。
ショップ
オーガニックコットンを使った肌触りの良い夏の靴下や涼しげな織物や小物などを販売します。
水上真澄
長野市「羊毛雑貨製作所糸や十糸」店主。
使い心地の良い物作りを目指して制作している。
草木染めのショールや、奄美大島を訪れた時に泥染した糸で作ったオリジナル作品が並びます。
森田久枝
東京都在住。綿やシルクなどさまざまな素材と遊ぶように制作している。