2014/8/20 板の選定
こんにちは、スタッフの池田です。
先週の水・木曜日、松葉屋のお休みの日に
善五郎さん、斎藤さん、池田の3人で
岐阜県高山市へ板の選定に行ってきました!
今回は、一枚板ではなく
2枚、もしくは3枚ハギ(幅接着)のテーブルと学習机のための材を選びました。
山桜・栗・栓・水目桜・シュリ桜・樺・楓・・・
材種ごとに分けられて山積みになっている
板を、一枚一枚見ていきます。
割れや反りの具合を見て
どのくらいの長さが取れるのか測っていきます。
これで、テーブルの長さもどれくらいのものをつくるのか
大体の当たりをつけていきます。
選んだ板を3枚並べてテーブルのイメージをつけていきます。
写真は、栗の1700㎜の3枚ハギテーブルのイメージ。
外側にくる耳の部分は、このまま生かします。
1枚で使うには幅が狭い板でも
何枚かを合わせる事で、また違った表情が生まれます。
こうして4時間選びに選んだ板で
これから職人さんが制作に入り
8台のテーブルと9台の学習机が出来上がります。
楽しみに、また制作過程も追って行こうと思います。
最後に、高山の国分寺で出会った大イチョウ。
屋根の上からぬっと出ている姿は
1本で森のような存在感があります。
樹齢は推定1200年ということ。
選定であれだけ木を見ても、やっぱりついつい
お寺よりも木に目がいってしまう一行でした。
関連記事
-
-
森へいくツアーVol.08 開催しました! 1日目
こんにちは、スタッフの池田です。 先週の土日に森へいくツアーを開催し...
-
-
松葉屋のちいさな図書館 「白棚 shirotana」
こんにちは 100年家具店主、松葉屋善五郎です。 今日は8月2...
-
-
森へいくツアー3 開催しました!
こんにちは、スタッフの池田です。 3月26日、27日に3回目とな...
新着記事
-
-
バイオガスを発電に利用とは?
松葉屋家具店店主、滝澤善五郎です。 昨日の信濃毎日新聞にこんな記事が...
-
-
北信州で伐採された欅(ケヤキ)の一枚板が仕上がりました
北信州で伐採された欅(ケヤキ)の一枚板が仕上がりました。 &nb...
-
-
一生使える学習机ってどういうものでしょうか。
一生使える学習机ってどういうもの? そのまえに一般的な学習机を定...
-
-
ギャッベ「いちまい」を選ぶ
ギャッベの選定はダイヤモンドの発掘のようです。 宝石...
-
-
キラキラの黄檗(キハダ)の学習机
今年の学習机が仕上がりました。 今年作った机は 長野・北信濃の...
前の記事: オーダーメイド家具 素朴な疑問にお答えします。 その2
次の記事: オーダー家具 修理して100年使う