【森へいくツアー】戸隠の森へ下見へ出かけました。

こんにちは、スタッフの池田です。

 

一昨日の松葉屋のお休みの日

6月に予定している森へいくツアーの下見に

戸隠の森に行ってきました。

 

前回行ってから約2ヶ月ぶりの戸隠は

まだまだ雪深く、積雪は1月よりも増えているということ。

 

でも、少しずつ溶けて固まっているから

スノーシューでも歩きやすく

ざくざくっという足音も小気味よく楽しく歩きました。

 

今回はラポーザの新井克人さん始め

4名のラポーザのスタッフのみなさんと一緒に

様々な木を見ながら

「これなんですか?」

と、気になるものはすぐに聞き

教えてもらいながら歩き、

そうしていると、どんどん気になるものが見つかって

3時間半、夢中で森の中の木を見て歩きました。

 

松葉屋にある木の生きている姿を見ることも

このツアーの大きな目的なので

栃、クルミ、ブナ、楓、樺・・・・

を探しながら歩きました。

 

葉っぱが無い冬の森は手がかりが少なく

特徴的な木の肌であればすぐに分かるのですが・・・

なかなか難航していると

 

とっても分かりやすい木を見つけました。

 

それは「栃の木」

芽が出ていたんです。

松葉屋家具店 森へいくツアー 戸隠
なんだかツヤツヤしていて美味しそうなんですよね。
さわるとびっくり、ペタッとしているんです。
この特徴は他の木には無いものなので
一度覚えれば忘れません。
 
 
他にも、いろいろなものを見つけました。
コブがある木。
松葉屋家具店 森へいくツアー 戸隠
枝が折れたり
病気になった身を守るために
ポコポコとコブができました。
 
 
太い幹の途中から複数の幹が出ている木も
戸隠の森にはたくさん見ることができます。
松葉屋家具店 森へいくツアー 戸隠
これは「あがりこ」と言って
木の切り口から萌芽して複数の幹ができるものなんですが
木は雪が積もっている時期に切ったため
戸隠のように雪深いところだと
地面から2mくらいのところから萌芽しているものがあるんです。
 
本当はもっと、根元のところで切るんですが。
これも戸隠の特徴ですね。
 
 
この木の根元には
こどもであれば中に入れそうなくらいの穴が空いていて
ついつい、のぞいて見たくなってしまいます。
 
 
歩けば歩くほど楽しい森の中。
まだまだたくさんの発見がありましたが
それはまた追々。
 
ツアーを開催する6月の森は、しっとり新緑が美しい森。
この日見た雪景色とは一変して
また新しい発見がありそうです。

2015/03/27 | イベント, 活動

スタッフ/池田奈美子
書いた人スタッフ/池田奈美子

「なぜ?どうして?」と私が疑問に感じたことをお伝えすることでみなさんの疑問が晴れることを願って。
松葉屋の家具やアートギャッベ、森との関わりを日々感じたままにお伝えします。

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