こんばんは、スタッフの池田です。
一枚一枚色も表情も違う・・・
というと、ギャッベの事を話しているようですが
一枚板も同じなのです。
自然の中で自由に育った木を切ってそのいわば中身ともいえる
ところを私たちは一枚板として触れているわけですが
わずか数センチの厚さでも杢目がぜんぜん違うんです。
同じ一枚は二つとない。
その中でこの板と一緒にいたい。
この場所にずっといたい。
というものに出会えたら
こんなに幸せな事はないような気がします。
松葉屋では、その出会いにかける時間はいくらでも費やしていただきたいと思っています。
気になる一枚があれば
どんなところが好きなのか
そこでどんな事をしたいのか
どんな風に過ごしたいのか
時間をかけてじっくりと向き合っていただきたいと思います。
やっぱり、使う目線にならないと見えてこないところはありますから。
私が今このブログを書いている場所は
松葉屋にある一枚板の中ではわりと小降りな「栗」の一枚板テーブルで
ウォルナットのベンチに座って書いています。
何を書こうか考えながら
ふと目を横に向けると・・・
この栗の一枚板の目のような節と目が合いました。
この場所にこの一枚板を置いたのは
外を眺めながらゆっくりしほしいと思ったから。
それで、たまに手もとに視線を移すと、栗の木と目が合う。
そんな時間を楽しんでもらえたらいいなと思ったのでした。
お客さまに楽しんでいただきながら、
自分もこうして木に触れて、その個性を感じながら
今日も過ごせる事を幸せに思います。
松葉屋にもうすぐ、新しい一枚板がたくさんやってきます。
出会いにわくわくしながら楽しみです。