こんにちは、松葉屋家具店スタッフの早川です。
年も明け、1ヶ月が経ちました。
今回は新年早々にお届けさせていただいた
ケヤキのローテーブルをご紹介いたします。
ご依頼いただいたのは昨年の春ごろで
ご来店の際に展示していたケヤキを気に入られて、
脚の形状などご相談させていただきようやくお届けができました。
お選びいただいた一枚板は、
元々は長野市の神社にある巨大な欅の
切り落とされた枝の部分でした。
枝といっても十分天板にできるほど太いもので
製材から乾燥に数年かけ仕上げた一枚板です。
今回はローテーブルをご希望いただき、
また、脚に物が置けるように棚仕様というオーダーにて
脚を製作いたしました。
色についても黒色が良いということで
松葉屋で扱う自然塗料で、
できるだけご要望に沿うように仕上げました。
天板は枝分かれしている部分でカーブが特徴的な形ですが、
脚は固定ではなく好きな位置で設置できる置き脚なので
しっかりと安定する位置で脚を置きました。
窓からの入る日の光で木目がキラキラとして見え、
松葉屋で見るのと印象が違った美しさがあります。
無事お届けができ、
お客様にも喜んでいただきました。
今年も多くのお客様に松葉屋の
家具をお届けし、木の持つ温かみや美しさを
みなさんに知っていただきたいと思います。
今後もよろしくお願いいたします。
お知らせ
2月22日(土) ~ 3月23日(日)
日本の山で育った
「広葉樹一枚板のテーブル展」
一枚板展
「ここは、まるで森の中を歩くようです」
今日発芽しても
テーブルとして出会えるのは遥か百数十年から200 年後。
植物は枯れるまで、l ミリでも成長を続けると言います。
成長が生きる証ということ。
樹齢200年に及ぶ広葉樹となると、
そう出会えるものではありません。
テーブルとして使えるような巨木に育ち、
かけがえのない樹、尊く無二の存在。
そんな一枚板のテーブルは家族のひとりとなって、
いつか「おうちの真ん中」になります。