毎朝、歩道の清掃をしていると必ずといって良いほど落ちているものがあります。
それは「タバコの吸い殻」です。
もし、捨てた吸い殻を犬や猫、鳥といった動物や、まだタバコを知らないちいさな子どもが「何か落ちている!」という純粋な興味で手にし、口にしてしまったら?
さらにはきちんと火が消えてなくて火事になってしまったら?
何の気なしの習慣でポイ捨てしたものが、誰かに危害を及ぼす要因になり得るとなぜ思えないのだろうと不思議でなりません。
そんな中で目に留めたのがニュース記事『ポイ捨てされた『タバコの吸い殻』はどれくらいの『毒性』があるのか」です。
ある水族館では、だれかが水槽にタバコの吸い殻1本をポイ捨てしたために魚たちがほぼ死んでしまったそう。とてもちいさな吸い殻だけど、含まれた毒物はやがて土中や河川、海を汚して生態系にも影響を与えてしまうとありました。
ここで私は、タバコを吸うのをやめましょうと言いたいわけではありません。
タバコを吸う、吸わないは人それぞれ。体に悪いと納得したうえで吸っているのだから、ご自由にどうぞと思うけれど、携帯灰皿を持たずに捨てるのは納得がいきません。
ぜひ、ニュース記事も目を通してください。