「木とうるしの道具」飯塚さんの展示は明日17日までです。

こんばんは、スタッフの須坂です。

スタッフしか知らない、
松葉屋の朝のお話です。

まだ薄暗い松葉屋の店内。
心地よい音楽と、
朝のやわらかな光線に照らされ、
どことなく、
寂しいげな朝を迎えたような表情を見せる
一枚板やギャッベや小物たちは、

心から「きれいだなぁ‥」と

どうしても目が離せなくなるぐらいに、
本当に本当に美しく感じます。

タモ2300

それは、
お茶沸かしにお店中の掃除と忙しい最中。

朝の陽射しに美しいギャッベ

「今は見ていられないよ!」

「かまっていられないんだよ!」

と思いながら、

 

 

困ったことに
気になって気になって、
結局、手に取りながめます‥。

そもそも、この器になっている木は
何十年前に芽を出し、
今こうして僕の手の中にいるのだろう‥
などと、その背景を考えます。

飯塚 さんの器

一見すると分からないかもしれない、
時間や手間ひまをかけて形になるものには、
何かが宿っているような、
そんな気がしますね。

いつのまにか時間を忘れ、
慌しかった気持ちにゆとりがもどります。

それでも時間は止まらず、

松葉屋のオープンが、
10時03分ぐらいになってしまうのは
そのためです。 どうもすみません‥。

木とうるしの道具
飯塚直人さんの展示は、
明日、17日までとなります。

芸術とも言える日用品をどうぞご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました