こんばんは。松葉屋店主・善五郎です。
気になるギャッベの悩み。
「長く使える」「上質な」と言っても、
「ホコリやダニは大丈夫?」とか「色褪せてしまうのでは?」など
松葉屋では色々な困りごとにお答えしてきました。
そこで今回は、
ブログを読まれてるみなさまにも、
またギャッベをすでにお持ちの方でも、
ギャッベのことで、何か心配事があったら、
いつでも、読み返せるように、
これまで寄せられたお客様からの悩みにお答えする
「ギャッベの悩みQ&A」をご紹介していきます。
松葉屋では修理やクリーニングのご依頼もお受けしています。
イラン人のゴルバンさんが営む絨毯専門のリペアは本当にこころ強い。
「こんなにキレイになるの!?」と驚くような仕上がり。
今までに松葉屋に寄せられたご相談の中からお客様に許可をいただき、 お直しとクリーニングした事例をご紹介してきました。
「何があっても大丈夫」と、安心していただけます。
ブログカテゴリーから「ギャッベのQ&A」を選択していただくと、
ギャッベの困りごとや修理のことなどをすべて閲覧いただけます。
困ったことほど突然おきるので、
あっと困ったら、参考にしていただき、
それでも不安であれば、松葉屋にお電話くださいね。
たて込んでしまうこともあるので、すぐにでもという気持ちはありますが、
順次ご対応させていただきます。
Q:ホコリやダニが心配です・・・。
A:自然素材の羊毛と染料を使って、1本 1本手織りしているギャッベは、目がつまっているので、食べカスやほこりが、奥まで入っていきません。また天然の羊毛の油分が、汚れやゴミを吸い込まないので、掃除機を軽くかけるだけで、ぐんぐん吸って、いつでも清潔に保つことができます。
なので、ふだんのお手入れは、掃除機を軽くかけるだけで大丈夫なんです。
ちなみに、一般的なじゅうたんは、下地にルー プ状の糸を接着剤で接着しているものがあり、これでは通気性がなくなり、密閉されて空気が抜けないため、掃除機をかけてもチリやダニを上手く吸い取れず、 ダニの温床になってしまいます。さらに接着剤の成分が揮発することによるアレルギーや、身体への影響が心配です。
フローリングや畳は、よく掃除をしているつもりでも、 人が動くたびに目に見えないホコリがモウモウと舞い立っていることをご存じでしたか? ちいさなお子さんも、それを吸込んでしまっているわけですね。その点においても実は、ほどよく天然の油分を含んだギャッベは、ホコリを吸着させるので、舞い上がるのを防いでくれるのです。
Q:静電気でパチパチしませんか?
ギャッベに使われる良質の羊毛(ウール)には、「ラノリン」という油分がたっぷりのっていてしっとり。 化学繊維とはちがい、静電気は発生しません。不思議なくらい、静電気のパチパチを感じることはまったくないです。安心してお使いいただけます。
Q:虫食いが心配です・・・。
天然の羊毛から編まれたギャッベは、いかにもおいしそうだから、たしかに心配かと思います。
冷たくて暗いジメジメしたところにしまい込むんでしまうと、どうしても、虫食いの原因になりやすいです。
ギャッベは、夏も涼しく快適なじゅうたんです。 ぜひ 365日しまわずにお使いください。
毎日使って、ときどき、そっと掃除機をかければ、虫食いの心配はありません。
Q:ギャッベの上に、テーブルやイスを乗せても、跡はつきませんか?
ギャッベの毛は、とてもコシのある「やわらかくて・丈夫な」羊毛なので、へたってしまったり、跡が残ってしまったり、下地が出てくることもありませんので、ご安心ください。
ギャッベの羊毛を手でなでて、ねかせてから上に物を置くとよりいいですし、家具を動かしたときに、さっと手でほぐしてあげるのもいいです。
それでも気になる方におすすめなのは、革の端切れを四隅に敷くことです。革の端切れも、松葉屋とお付き合いのある革作家さんから、ご用意いただくこともできるので、一度私たちに訊ねてみてください。
Q:床暖房やカーペットの上でも、使えますか?
ギャッベの羊毛(ウール)は、熱で硬くなったり、変質することはありません。天然の羊毛なので、蓄熱能力が高く、あたたまるまで多少時間がかかりますが、一度あたたまると冷えにくいです。
冬の夜、暖房を切って寝ても、朝までほんのりあたたかです。
Q:薪ストーブの近くで使います。汚れたり、火が飛んで焦げたりしませんか?
ギャッベと薪ストーブは相性がいいですね。羊毛(ウール)は、難燃性の素材なので、化学繊維のように燃え広がることはありません(近年では耐火繊維もありますが) 。
良質な天然の羊毛を1本1本じっくり手で編み込んでいるギャッベは、目が詰まっているので、木屑が下地に入り込むことも、あまりないです。気になったら、軽く掃除機をかけるくらいで、大丈夫です(ちなみに掃除機は、毛を逆立てないように、毛並みに沿ってかけるのがポイントです)。細かな灰をこぼしてしまったら、ひっくりかえして、はたいてあげると、汚れも飛んでいきます。
快適であたたかい冬が待ち遠しいですね。夏はクーラーの冷たい空気を溜め込んでくれますし、冬は暖気を包んでくれます。夏も冬も一年中、快適なギャッベは、心地よく使っていただけます。
つづく
ブログカテゴリーから「ギャッベのQ&A」を選択していただくと、
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困ったことほど突然おきるので、
あっと困ったら、参考にしていただき、
それでも不安であれば、松葉屋にお電話くださいね。
大地と空、火と草色のじゅうたん
『ゾランヴァリ・アートギャッベ展』
2019年9月14日(土)~29日(日) 10:00~19:00
*会期中、9/19(木)と9/25(水)はおやすみをいただきます
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