【アートギャッベ】たくさん悩んで選んだもの

こんにちは、スタッフの池田です。

 

松葉屋には木の家具を見に、ギャッベを見に

いろいろなお客様が立ち寄ってくださいます。

 

たくさんあるギャッベの中から

自分が「これだ!」と納得できるものを選べるように

何度も、何度も足を運んでくださる方。

 

「運命の一枚」を求める気持ち

わかります。

 

そんな中で

「あ、これすごくいいかもしれない・・・」

 

というギャッベに出会ってしまった時。

さてさて

困るんですね。

 

嬉しいのと、どうしよう・・・という

頭の中で予算のことや、あれこれ

ひょっとしたらまだ「あこがれ」のような

存在だったギャッベのことが

急に現実的になって悩みが生まれます。

 

その悩みの多くを占めるのが

 

「今選んでいいのか」ということ。

 

 

他にもっといいものが出て来たらどうしよう?

という気持ち。

今こんなにお金を使っていいのかな?

という気持ち。

 

 

あとで後悔してしまうんじゃないかとか。

心配になりますよね。

 

迷って迷って

次の出会いを待てる気持ちならば

まだ選ばなくてもいいのかな、と私は思います。

 

ご予算のことも

はっきり気持ちが落ち着くまでは急がない方がいいですし。

でも、自分が気持ちよく過ごすためにかけるのは

とてもいいお金の使い道だから、後ろめたさは感じなくていいと思います。

 

あと、大事なのが

次来て無かったら本当に悲しい。

という気持ちになるのであれば

選んだ方がいいかなと思います。

 

ちなみに

もっといいものが出て来てしまったら・・・

という気持ちは

気に入ったギャッベを使い始めたら

全くそんなことは忘れてしまうので大丈夫ですよ。

使えば使うほど

最初に気づかなかった色の糸を見つけたり

一日家の中で見ていて飽きないことも知っていたり

手触りの気持ち良さも、自分の肌で感じているので

良さは自分が一番わかっていて

自分のギャッベが一番になるので。

 

 

たまに、以前ギャッベを選ばれた方が

もっと好きなのはないかな、と

若干こわごわとギャッベを見られていることがあるのですが

結局は「自分が選んだのが一番だ」と

納得して確認して帰られています。

あの時選ばなければ・・・という後悔は無く

今度は逆に「また別の」良いものを見つけてしまって困っていたり。

 

 

先日ギャッベを選んでくださった

東京都のIさん。

以前、お引越しされる時にご両親に買っていただいた

お魚の柄の小さめのギャッベを使っているということ。

 

今度は今の使っているものよりもちょっと大きめのギャッベがあればいいなと

松葉屋の中のギャッベを全部見ていきました。

その中で目に留まったのが

青いグラデーションがとっても綺麗な

またもや「お魚のギャッベ」!

松葉屋家具店 アートギャッベ 

お魚の色使いも、とっても素敵なギャッベですよ。

 

また同じお魚柄でいいのか・・・

大きいのを今買っていいのか・・・

と悩まれていました。

 

心配なこともいろいろお聞きしながら

一緒に青い色を「きれい、きれい・・・」と眺めて

松葉屋家具店 アートギャッベ 

これはもう、選んでしまっていいのではないかな。と思いました。

ものすごく素敵なギャッベなことはもちろん

 

今使っている小さいギャッベのお魚と

兄弟のようにそっくりなギャッベだということ。や

ダイビングが趣味で海が大好きだということを聞いているうちに

Iさんが心から気に入っていることが伝わって

 

次の出会いを・・・なんて絶対にないなと。

 

Iさんのお家以外にこのギャッベは行きようがないんじゃないかと

思うくらいでした。

だって、家に帰ってもずっと好きな海を見ていられるなんて幸せですよ。

松葉屋家具店 アートギャッベ 

選んでくださいました。

嬉しくて、思わず2人で拍手です。

 

悩みを乗り切った

Iさんのすっきりとうれしそうな顔を見たら

心から、よかったなあ、と思いました。

 

今頃きっと、お魚のギャッベを満喫していることと思います。

 

 

 

悩むのはちょっとつらいですが

そうやって選んだものはとっても大切なものになるので

ぜひ、思う存分悩んで選んでくださいね。

2017/11/19 | アートギャッベ

スタッフ/池田奈美子
書いた人スタッフ/池田奈美子

「なぜ?どうして?」と私が疑問に感じたことをお伝えすることでみなさんの疑問が晴れることを願って。
松葉屋の家具やアートギャッベ、森との関わりを日々感じたままにお伝えします。

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