こどもインタビュー・学習机をえらんだ理由

こんにちは、松葉屋家具店スタッフの池田です。

 

最近、こどもたちにインタビューに出かけています。
 

学習机を使っているこどもたちには
選んだ決め手や
何が気に入ったのか
使ってみての感想などなど
を聞いています。
あと、お家での過ごし方の話の中では
自分が好きなあそびのことをたくさん話してくれました。
 

こどもたちの率直な話がとっても楽しくて
「へー」と感心したり、気づかされたり
何より、聞いたことに
とっても一生懸命に考えて答えてくれたことが
本当にありがたくて
答えてくれた内容が愛おしくて
その子の、今の言葉を
大切に、大切に残したいと思いました。

なので、インタビューの様子は
和綴じの手製本の小さな冊子にして
松葉屋の図書コーナーに置くことにしました。

興味のある方はぜひ読んでみてください。
 
「この冊子は
コド・モノ・コト(コドモといっしょの暮らしを考えるプロジェクト)
http://www.codomonocoto.jp/
が開催する企画展「あそび家展」にも展示させていただきました。」
 

さて、そのインタビューの中で
学習机の引き出しについて
どうかな?
と聞いてみたことがあるので
ちょっとご紹介します。

松葉屋の学習机の引き出しは
幅34㎝、奥行き25㎝、深さ4㎝

なかなかスマートで
浅い引き出しです。

そのことを
どう思っているのかな?と

以前善五郎さん(社長)が配達に行ったIさんのお家では
学習机がやって来るなり
こどもたち(兄弟)が大事なものが入った箱を持ってきて
引き出しの中にザザーっと開けたところ
溢れてしまって
ほとんど入らなくて
善五郎さんが「浅く作ってごめんね。」と
言ったことがあるくらい。

私がお話を聞いた、すずなちゃんが机を選んだ時のお話をどうぞ。
 

「すずなちゃん・10才 2016年9月20日」・・・・・

池:何でこの机選んだんだっけ?

すず:スベスベしてるから。

池:すごい触って選んでたもんね。すずなちゃんてもの選ぶ時いつもさわるの?

すず:うー うん。

池:一番すべすべなのがよかったのか。

すず:だってさー、ガタガタするの嫌なんだもん
例えばさ
(立ってメモを取ってくる)
こういうふうにさ、やると・・・
(キッチンの作業台の上に紙を置いてペンでなぞる)
ガガーってするんだよ。

池:あー、線がガタガタになるんだね。
ひっかかるもんね。
それはさ、ガガーってなるなって前から思ってたの?

すず:うん

母:そうなんだ?

すず:ガガーってなって書きにくい。

池:だから自分のはそうならないやつにしたんだ。

すず:そう。

(すずなちゃんのお家の家具は古道具・アンティークのものが多い。作業台も古いもので板のつなぎ目の間が空いている。とても良い雰囲気のすてきな丸いダイニングテーブル)

池:他に机の好きな所ある?

すず:あとね、大きさがいい。
いろいろ置くとせまくなっちゃうけどならないし。
引き出しもいい。

池:引き出しの中何が入ってるの?

すず:お手紙書く時の紙とか切手とか、ねり消し。

母:見せてあげなくていいの?
sP1040932

すず:(笑いながら取りに行く)
消しカス集めてねー、型にはめてねーつくるんだよ。

(消しカスを集めて丸いねり消しをつくって型を自分でつくった型にはめて星形のねり消しをつくった。ものを見せてくれた。)
P1040931

池:へー、何で型つくったの?

すず:丸いと転がって
引き出しに入れとくと奥まで転がってっちゃうから箱つくったの。

池:型は?なんか見てつくったの?

すず:折り紙でさー、なんかつくろうと思ってi-padで調べてたら
こういうの(五角形になる折り方のやつ)
それやってて
端っこつまんでてきとーに爪でやってたら星になった。
立体になるかなと思ったらお皿みたいになった

池:だからねり消し入れてみたんだ。

すず:そう。

池:引き出しいいって言ってたけど、今まで引き出しはなかったの?

母:前の家の時にはあったよね。

すず:うん、でもねガーンって落ちるから出してた。

母:前のお家で、その前住んでた人が置いてた家具で3段くらい引き出しがあったんだよね。

池:チェストみたいなやつですか?

ひ:そうそう。

すず:一番下は1年生から3年生までのテストのやつとか入れてたんだけど、ずっと引き出すとどんって落ちて、そうすると紙がひゅって出るんだよ。

池:それが嫌だったの?

すず:うん。だってさーもどすの大変だし
こうやって(引き出しをはめる仕草をする)
重いし。
落としてガンっていうと2階だから下から大丈夫かーって言われるんだよ。

池:心配されちゃうんだね。この机はさ、引き出し浅いじゃん。いいの?

すず:筆箱は入らなかった。

池:それは、ごめんよ。
もうちょっと深い方がいい?

すず:うん。でもあんまり深すぎると足が当たっちゃうし。

池:そうだねー。

母:ちゃんと片付けられるからいいよね。薄い方が。

すず:うん。
でもさ裁縫道具とかいれようとする(お母さんが)
裁ちバサミとか糸切りバサミとか、ミシンとか置くといっぱいになるし。

母:私が置いて使ってたりね。引き出しの中は入れてないよね。

すず:入れようとしてたよ!

母:借りるのは止めようと思って。

すず:ミシン大きいから場所取られちゃうんだよ。こっち(ダイニングテーブル)に置いても半分くらいミシンとかになっちゃうんだから。

池:すずなちゃんは机の上はあんまり散らからないの?

すず:散らかるよ。だけどランドセルの上にも置く。

池:他の学校の道具はどこにあるの?
教科書とかは?

すず:教科書はランドセルの中。

池:あれはいい収納だよね。

すず:うん。

すず:洗濯物とかすずの机の上に置くんだよ。

母:洗濯物畳んで、置いたりねー。

すず:きれいなものをきれいなところに置くんだ。

母:家の中であそこが一番きれいだからね。

すず;きれいなところっていったらすずの机の上だから。すずの机の上なのに。

池:なんか、すごく大事にしてくれてるんですね。

すずなちゃんうなずく。
松葉屋家具店 学習机
黄檗の学習机
・・・・・・・・・
 
 
他にはすずなちゃんがつくっている
段ボールのおもちゃ「ガチャ」の話や
好きな本の話。

また少しずつ紹介して行きたいと思います。

いっぱい考えて
気に入って使ってくれているすずなちゃんの話を聞いて

「こういうふうに物を選びたいな」と
改めて思いました。

スタッフ/池田奈美子
書いた人スタッフ/池田奈美子

「なぜ?どうして?」と私が疑問に感じたことをお伝えすることでみなさんの疑問が晴れることを願って。
松葉屋の家具やアートギャッベ、森との関わりを日々感じたままにお伝えします。

>記事の一覧はこちら

関連記事

桜の学習机と小さい殿様 記念撮影

山桜の学習机をお届けしました

こんにちはスタッフの須坂です。 まだ寒さも続いた3月の中頃、 ...

記事を読む

一枚板のテーブルができるまで03「直し、繕い、永く使い続けてもらうために」

おはようございます。100年家具店主、善五郎です。  ...

記事を読む

「一生使える学習机」十二の想い(12/12)

こんにちは。100年家具店店主、松葉屋善五郎です。 連載でお送り...

記事を読む

「一生使える学習机」十二の想い(11/12)

こんにちは。100年家具店店主、松葉屋善五郎です。 連載...

記事を読む

「一生使える学習机」十二の想い(10/12)

こんばんは。100年家具店店主、松葉屋善五郎です。 &n...

記事を読む

新着記事

雨がシトシト、梅雨色のギャッベ

こんにちは、スタッフの池田です。   一日中こま...

記事を読む

松葉屋家具店 椅子 テーブル

自分に合う椅子をみつける

こんにちは、スタッフの池田です。   松葉屋では...

記事を読む

2〜4人がけの欅の一枚板テーブル 

一枚板テーブルをお届けしました。

こんにちはスタッフの須坂です。 先日、長野市のお客様へ一枚板テーブル...

記事を読む

善光寺界隈

守ってあげたい。セイヨウタンポポ。

道ばたの、側溝のスリットから顔を出したセイヨウタンポポ。 庭...

記事を読む

「森の中にまちがある。一歩」そのまたはじまりのはじまり

「森の中にまちがある。一歩」 ある日あるところ、 ...

記事を読む

松葉屋家具店公式サイトはこちら
PAGE TOP ↑