こんにちは、スタッフの須坂です。
『モノの一生を考える』
松葉屋が暮らしの道具を提案し、
つくる上でとても大切にしていることです。
ここに
1700年代に生まれ、
その一生を今だ終えていない椅子があります。
善五郎さんもお気に入りの
200年以上前のイギリスのウィンザーチェアです。
脚はすり減ったのか
よりゆったりと座るために切られたのか
少し短くなっています。
便利なものや機械など
そうはない時代に作られ、
何度も手をかけ直し
大切に使われてきた椅子です。
人が経験とそこから生まれた知恵を注ぎ
手間をおしまず作ったものには
「使えなくなる」
なんてことはないのかもしれません。
この椅子は、松葉屋土蔵の二階でご覧いただけます。
椅子展もあと2日です。
どうぞ、生涯の椅子に出会いに来てください。
お待ちしております。