こんにちは、スタッフの池田です。
6日から始ったホームスパン展
この土日はあいにくのお天気で
長野は雪降り。
外に出ようと思っていたけど・・・
ちょっと家のあったかいところで
ごろごろしようかな。
と思った方も多かったのではないでしょうか。
冬のくらしとホームスパン展では、
そんなお家での時間を楽しくする「くらし」のためのアイテムをいろいろそろえています。
今回、糸紡ぎと織り体験のワークショップを開催しているのも
時間のある日中に
何かに没頭して、集中して、楽しむ時間。
そんな時間をもちながら
楽しく冬をくらしてもらいたいという想いから。
ふわふわの毛が
糸車のリズムに合わせて。すーっと糸になっていく
それに合わせて手や脚をゆだねるように
流れに身を任せる感覚は
とっても心地よくて病み付きになってしまいます。
今日体験くださったお客さまは
娘さんと2人で交代しながら10グラムの糸を紡ぎました。
人生で初めて自分でつくった糸は
太かったり細かったりしてまばらでも
それがとっても愛おしくて
2度と出来ない糸が出来上がりました。
もったいなくて、使いたくても使えない。
糸だけ飾っておきたいくらいに素敵なものです。
もう一つの織り体験のワークショップも
縦糸と横糸を好きな糸を選んで
一目一目糸をくぐらせながら少しずつ出来上がっていきました。
お母さんと娘さん
2人とも真剣でだまっていても
手先の神経がつながっている感じ。
ひとつのことを一緒にやるって
それだけでかけがえの無い時間なのではないかな。と
思いました。
冬のくらしを楽しくするアイテムは他にも。
今回のために斉藤伸絵さんが織ってくださった
とっても目の詰まったホームスパンのマフラーやストール。
「パティスリー・ル・コクリコ」さんのジャムやマカロン。
十糸さんの手紡ぎ・草木染めの毛糸玉。
まだあと1週間続く展示会です。
すこしずつ、ご紹介していきますね!
十糸さんに教えてもらって、佳子さんと私も糸紡ぎをしています。
最初はふにゃふにゃだったり、切れてしまいそうなくらいに細くなったり
安定しなかったのが
次第に上達。
「おっ、うまくいった」と思う瞬間が増えてきました。
うまくいったり、出来上がったりしていく様子が楽しいのはもちろんですが
糸紡ぎに集中していると脳が活性化されるのか
終わった後ものすごくスッキリするんです。
「今日はよく眠れそう。」
そんな穏やかな気持ちになりました。
会期が終わる頃にはマスターして
特技:糸紡ぎ
になれたらいいなと思っています。