松葉屋の学習机は、ひきだしの裏側に至るまで、無垢の国内産広葉樹を使って制作されています。一切のベニアや合板などの木質素材を使っていません。
その理由は4つあります。
安全性
ベニアや集成材などの木質素材は接着剤を使う事が避けられません。F☆☆☆☆使用しても、化学物質がゼロになるわけではありません。
一番安全なのが、無垢の板を使うことだと思います。
適度な強度と重さ
杉やから松、ヒノキなどの針葉樹と比べ広葉樹は一般的に硬くて堅木と呼ばれています。長く使用することを考えると程よい硬さと重さを持つ広葉樹は学習机には最適と言えます。
種類ごとに美しく変化のある木目
広葉樹の材を組織している細胞は、針葉樹と比べ複雑で種類が多く成長のためのいろいろな役割を分担しています。そのため材の種類によってさまざまな表情を見せる魅力があります。
木を使うことで森を守る。
広葉樹は生育が遅く、家財材として使用出来るまでに百年以上の気の遠くなるような年月が必要です。日本の森林は針葉樹が多く、広葉樹は減少傾向にあります。今後は、森を守る為には永い目でみた植林や計画的な伐採が必要です。