「直し、繕い、使う」金継 Vol.1

こんにちは、スタッフの池田です。

今日は、4月から松葉屋スタッフみんなで行っている

金継体験の様子をご紹介します。
 
松葉屋通信でも掲載していますが見ていない方にも
知っていただきたい。
一歩一歩、壊れてしまったものを思いを込めて直していく
行程はとても楽しいものです。

 
 

思い出深い、壊れてしまった器を元通り以上の

魅力的なものに生まれ変わらせるために

松葉屋とゆかりのある、上越市在住の漆作家『飯塚直人さん』のもとへ

それぞれの、欠けたり割れたりしてしまった器を持ち寄って

金継修行に出かけました。

 

欠けた器の1工程目をご紹介します。
 

こんな風にちょっとだけ欠けてしまったものって結構あるんですよね。
松葉屋 金継
 
金継をする器は、油分が残っていると、漆がくっつかないので。
まずはよく洗っておくことが大事です。
 
 

欠けの部分に細い筆を使って生漆を塗ります。
はみ出さないように慎重に。
松葉屋 金継
塗った後は、1日半くらい「室」で乾燥させます。
 
松葉屋 金継
飯塚さんの室です。
漆は、湿度20%以上80%以下の環境下で乾くので
室の中はこの湿度に管理されています。
 
欠けの1日目の作業はこれで終了。
使った筆は固まらないように、サラダ油で洗っておきます。

 
次回は、割れの器の1工程目をご紹介しますね!

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