2026-07-31 の記事一覧

アートギャッベ

茜色のこと ――夏に、赤を選ぶという話

梅雨が明けました。明けたと思ったら、そのまま容赦がない。朝、シャッターを上げると外の空気がもう熱を持っていて、アスファルトの匂いが立っています。七月の終わり。店の床に広げた赤いギャッベを、お客さまがしゃがんで撫でる。毛足に指が沈んで、離すと...