2025-04 の記事一覧

きもちのいい椅子

座り心地の良い木製椅子の選び方:素材の温かみから感じる無垢材の心地よさ

座り心地の良い木製椅子の選び方:素材の温かみから感じる無垢材の心地よさはじめに:木の椅子が持つ特別な魅力無垢材の椅子に座る。ほんのりと伝わる木の温もり。指先で触れる滑らかな質感。何年、何十年と使い続けるほどに増していく深みのある色艶。木製の...
アートギャッベ

ギャッベの織り手・ルリ族〜ギャッベの起源とされる部族、歴史、文化、クルドとの関係

ギャッベのことをお話しします。織り手として知られるカシュガイ族に加えて、「ルリ」という民族をご存知でしょうか。ルリ族はイラン南西部を中心に暮らすイラン系民族で、ギャッベの起源を語る上でカシュガイ族と並んで欠かせない存在です。カシュガイ族:ギ...
ちいさな森の報告書

松葉屋のちいさな森の春:力強く芽吹くスギナたち

松葉屋のちいさな森が、鮮やかな緑色に包まれる季節になりました。こんにちは。松葉屋家具店の滝澤善五郎です。様々な木が思いっきり花を咲かせ、芽吹いてきました。松葉屋のちいさな森の春一番を彩る「オカメザクラ」花なのでしょうか?板谷楓の新芽です。ふ...
アートギャッベ

遊牧の絨毯に織り込まれた物語 —カシュガイ族の文化と暮らし・後編

この「いちまい」の敷物の向こうに広がる風景を想うとき、不思議といつも心が揺れ動きます。創業1833年の松葉屋家具店 店主 滝澤善五郎です。長野の善光寺門前で、七代目として家具店を先代から引き継ぎました。僕が「ゾランヴァリギャッベ」とお付き合...
きもちのいい椅子

座り心地の良い木製椅子の選び方 ~長時間座っても疲れない座面の形状と削り込みについて

松葉屋のなかの、三十脚ちかい椅子たち。それぞれが、時を積み重ねてきた生きもののような顔をして、そこに並んでいます。どうか、近くで見てやってください。座面にそっと手を添えてみると、浅い谷のように、あるいは船底のように、やわらかなカーブを描いて...
善五郎ブログ

国内産広葉樹の一枚板天板のテーブルの魅力と暮らしと使い方〜重量感と質感が生む高級感・使い込むほど味わいが増す経年変化

こんにちは。松葉屋家具店の店主 滝澤善五郎です。松葉屋は創業1833年、まもなく200年になります。その店内に入ると出迎えてくれるのは、樹齢200年にも及ぶかという日本の山で育った広葉樹一枚板の天板たちです。はじめに:木の温もりが紡ぐ木の香...