アートギャッベには
柄がはっきりとしたものや
風景のもの
いろいろありますが
中でも織り子さんの感性を一番感じるのが
抽象画のような、こちらの想像をかきたてられるもの。
ほんのたまに出会うそんなギャッベは
見るほどに味わいがあって飽きません。
私はこのギャッベを見た時に
夜明けの青く白んだ雪山のように見えました。
今日いらしたお客様は
宮殿のような柱の隙間から遠くにある海を眺めているような
そんな景色に見える。
とおっしゃいました。
そう思いながら見てみると
少し薄暗い建物の中から
きらきらと光る海の波が見えるようです。
また違った景色に見えてくるのかもしれません。
人によって、見る方向によって
見えるものが変わるギャッベ。
本当に魅力的です。