アートギャッベ 日に当てると・・・。
スタッフの池田です。
ここ数日長野は気持ちのいい秋晴れが続き
日中の寒さも少し和らいでいます。
午前中には青いような白いような
とてもまぶしい日差しが差し込んで
外に出しているギャッベがキラキラ・・・。
自然光に当たったギャッベの色合いがこんなにきれいなのかと
その様子にうっとりと見惚れてしまいます。
特に緑や青などの色は自然光で見ると美しさが倍増します
ライトの灯りのもとに見ていた色とは違って
草木で染めた糸の微妙な色合いや濃淡が
まるで浮かび上がって来るかのようです。
「草木染め」
と聞くと天然の染料なのでちょっと定着が弱いのかな?
と思われるかたもいらっしゃるかもしれません。
そして、「そんなに日に当てて褪せてしまったりしないの?」
と思われる方も。
ギャッベの草木染めは、染めと繰り返して色を定着させ
出来上がったギャッベも水洗い→天日干しをされているので
色が急激に落ちたり褪せてしまうようなことはありません。
ただ、あまり毎日同じ場所に強い光が当たり続ければ
色が抜けたなと感じる事もあるかもしれませんが。
なので、敷く向きを変えてみたり
たまに日光浴させるような気持ちで使っていただくのがよいかもしれないですね。
使い込んで色が馴染んだギャッベもまた素敵です。
使い始めの色から、数年、数十年と少しずつ変化する
色や質感を楽しめるのもギャッベのいいところです。
お天気のいい日は人だって外に出たくなるのですから
そのお供に、ギャッベも一緒に日に当ててあげてください。
毛がふかふか暖かくてとっても幸せな気分になります。
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