ギャッベのある暮らし「このギャッベが宝物なんです」

こんにちは。
松葉屋家具店主、善五郎です。

ギャッベの数だけ
人々の暮らしがあります。

僕 善五郎と妻の佳子と
軽井沢のS様のお宅にギャッベとの暮らしの様子を聞きに伺いました。

 

 

ギャッベ

               風の通る爽やかなお部屋にギャッベ

 

 

「3色が全部大好き」

佳 :本当に、ギャッベが役に立っているってお聞きして。
本当によかったです。

Sさん:このギャッベを選ぶとき、お店の外のテラスへ持って行ってくださって。
ー度うちに帰って考えようと思ったんだけど、
考えてもこのギャッベはきっと家に来るにちがいないと思ったからね。

一目憶れしちゃったんですよね。

私の好きな色とデザイン、 こういうの大好きなんですよ。
これは原毛の色なんですよね?

善 :そうです。

ギャッベ

              藍と茜と原毛の茶とグレイのギャッベ

 

 

Sさん:この青と赤色の染料はなんですか?
植物と聞きました。

善 :藍と、赤は茜の根っこですね。現地では ロ—ナスっていう西洋茜で、
日本にも茜はあります。

S さん:この3色はね、好きな色ばっかりなんですよ。

善 :いい色ですよね。

Sさん:松葉屋さんのお店でも、いい色だな一って見ていたら、
さらに自然の光で見せていただいて。
それで、これは毛の向きなんですかね?
動かすとちょっと変わリますよね。

善 :見る方向によってね。

Sさん:ビロードみたい。

善 :ちょっとならしたりすると色が変わるところも同じですね。
芝生と一緒で純目逆目みたいなのがあるんです。

Sさん:たまに向きを変えたほうがいいんですか?

善 :たまに変えてもいいですし、長持ちするとかそういうことには関係ないですね。
直射日光が当たったりするところだと、くるりと向きを変えたり。
気分しだいでいいです。

「ギャッベの手織りの線がぐにゃぐにゃしているところがいい」

Sさん: ギャッベって手織りだから、
このぐにゃぐにゃしているところがとってもいいの。
大好きですよ。

手織りのいいところですよね。
いい色。

この青系の色も好きで、赤も好き
で、色も全部好き。

このグレ一のところが染めてない原毛そのままの色なのね?

                足もとふんわか優しいギャッベ

 

 

「シチリアの羊 」

Sさん:羊の毛といえばね、もう13年くらい前に
サルディニアっていうシチリアのちょっと北のほうに
なるんですけどね、行ったことがあって。

サルディニアってちょっと内陸に入るとみんな羊飼いなんですよ。
それでバスで田舎の道を行くと、羊の群れに一人おじいさんが
鞭で叩いてガーツと行くんですよ。 あの羊は今から考えると、
ミルクをとるために飼っているみたいなんですけど、
あの羊とこのイランのギャッベの羊は遠うのかしら?

サルディニアの羊はどっちかっていうとちょっと
ヤギっぽかったんですけど、
羊飼いのおじさんたちは
代々サルディニアの羊飼いの家系なんですってね。

それで引退するとちょっと町の広場で椅子に一日中座って、
豆をむいたりしているんですよ。筋とったりね。

サルディニアに生まれてそこで慟いているんですよね。
イタリアに属しているんだけど、
彼らはフィレンツェにもローマにも行ったことがなくて、
そこに生まれてそこの羊飼いで終わるっていう、
そういう人生もあるんだなってね。

佳 :今もね、これだけ情報が行き交っている中、
そういう暮らしがあるんですね。

 

「ギャッベを使い始めた理由」

善 :このギヤッベを選んでいただいたのは、
2011年の5月でしたね。
あの時、震災の後だったので僕たちもギャッベの展示をやることに、
どうなんだろうって、やるべきかって考えていたんです。

心配をよそに、ギャッベをたくさんの方が見に来ていただきました。
東京の方も。関西の方も。中には四国、九州の方も。

その時に 聞いたのが、安心を求めてギャッベに会いに来たって。
あの時はみんな不安にかられていて、ギャッベの上に寝転ぶだけで
落ち着つけて、計画停電でエアコンも使えない時にギャッベは涼しいから使えましたって。
教えてくれました。

Sさん:夏、暑くない、涼しく感じるくらい。

菩 :夏のク一ラ一使えない寝苦しい夜、ギャッベに寝転ぶ人が多かったと聞きました。

Sさん:そういうこと聞くと嬉しいわよね。
普通そんなところまで気持ちが行かないと思うんですけど、
何か求めるものがあったんですよね。 きっと。

善 :何か不安があったり。

Sさん:それでみんながギャッベの良さを知ることが
できたんだから。
やっぱり使ってみないとわからないですよね。

 

「ギャッベが宝物です」

Sさん:私はね、家族に持っているもの、みんな捨ててもいいけど、
このギャッベだけは誰か持って行って使ってよって
言っているんです。
ゴミに出さないでねって。

善 :他にも宝物がいっぱいじゃないですか。

Sさん:このギャッベはね、「宝物」なんですよ。

佳 :ありがとうございます。本当にうれしい。

くつろぎ方が変わったことってありますか?

Sさん:体操できますよ。
床板はこれは昔で言うデコラっていうやつです。
なんか落とすと必ず割れるから、硬くてここに寝転ぶことはできないけど、ギャッベがあると寝れます。
お友達が来てもここに4 、5人寝れるねって言ってますけど。

 

「クリーニングは何年後でも」

Sさん:ギャッベって洗わなくてもいいのかしら?

善 :必要なければいいです。
何かこぼした時に拭くだけですかね。

Sさん:ミルクこぼした時には翌日まで固まってましたけど。
でも拭けばなんともなかったです。

善 :クリーニングは何年後でもできますから。

Sさん:クリーニングするのは大変かしら。

善 :僕たちにご連絡いただければ引き取らせていただいて、
ちゃんときれいにしてお返しします。安心してください。

 

軽井沢町 Sさん         聞き手 店主 善五郎(善)  佳子(佳)

 

 

秋のアートギャッベ展
「大地と空、火と草色のじゅうたん」
会期が決定しました!

2018年 10月20日(土)〜11月4日(日)

この7月にイラン・ゾランヴァリ社で買い付けしたばかりの
選びに選んだ400枚のこのうえなく美しいギャッベを展示します。

 

 

ギャッベ選定

ゾランヴァリ倉庫で数万のギャッベから選びぬきます

お楽しみに。

 

2018/09/04 | アートギャッベ

店主/滝澤善五郎
書いた人店主/滝澤善五郎

愛着もてるものを
手入れしたり、メンテナンスしたり、修理したり
そうやって永く、永くつき合っていく。
「繕い、直し、使いつづける」
ボロッちくて、朽ち果てたものが大好きです。
ぜひ一度、私 善五郎に会いにお出掛け下さい!

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