更新:2025.11.6
松葉屋家具店 店主の滝澤善五郎です。
秋が深まり、朝夕の気温が一桁になることが増えてきました。
街路樹や山の木々が静かに色づきはじめます。
朝晩の冷え込みが強まり、昼との寒暖差が大きくなると、
葉の中では冬の準備が進んでいきます。
松葉屋家具店横の、100坪ほどのちいさな森。
それでも試算すると毎年100kg近い落ち葉が積もります。
クルミ、山桜、楓、栃、栗、クヌギ……
たくさんの広葉樹が葉を落とし、森ににそっと積もっていきます。
葉が緑に見えるのは、光合成に必要なクロロフィルという色素があるから。
葉は春から夏にかけて、たっぷりと太陽の光を浴びて光合成をおこない、
木を育てるためのエネルギーを生み出してきました。
日が短くなって光合成の効率が落ちてくると、
木は「もう葉っぱを維持するのはやーめよ」と決め、
栄養を幹や枝へ回収しはじめます。
クロロフィルが分解され、
葉の中に隠れていたカロテノイド(黄色)や、
寒さと日差しで新しく作られるアントシアニン(赤)が顔を出して、
あの鮮やかな紅葉になるそうです。
葉っぱの役割はこれで終わりじゃありません。
土の上でゆっくり分解されながら、土を育てる「循環のはじまり」
落ち葉を分解するのは、
ミミズ、ダニ、ワラジムシなどの小さな生きものや
菌類、バクテリア、カビといった微生物たち。
地味で目立たない存在に見えますが、実はものすごく働き者で、
落ち葉を分解しながら土を豊かにする大きな力を持っています。
分解が進むと、炭素や窒素、リンといった栄養素が土に戻り、
植物の根が吸収しやすい形になっていきます。
加えて落ち葉が地面を覆うことで直射日光を遮り、
土の乾燥や温度変化をやわらげて、
微生物にとって快適な環境も整えるという、うまくできた仕組みですね。
今日ひらりと舞い落ちた一枚の葉が
土となって森を育てる力になるのは、数年後のこと。
すぐには見えない変化だけど、着実に豊かな土壌になるための営みです。
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大門町善光寺界隈を歩く人たちの服装も、
コートやダウンを羽織る装いへと変わってきました。
昼間と朝夕の気温差も大きいこの頃です。お風邪など召さぬよう。
夜長の晩秋から冬のはじまりに。
暖かく、心地よい住空間づくりをお楽しみください。
季節が変わり、樹々、森は自らを更新していく。
初雪がもうすぐ近くに来ています。
松葉屋家具店 店主 滝澤善五郎

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ロングライフとも言えますが、松葉屋家具店では100年家具と呼んでいます。
使えば使うほど、じわじわと愛着がわき、”あばたもえくぼ”ともいえる、傷のひとつもその味わいとなるものです。
私たちの家具は、樹齢200年以上という説得力や迫力もある、2代から3代、そして4代と世代を超えて使い続けても色あせない暮らしの道具です。
善光寺から徒歩8分の大門町に松葉屋はあります。
母屋1階は一枚板テーブルやギャッベを合わせて展示しています。
母屋2階はアートギャッベを常設しています。
中庭が見える廊下にもギャッベや家具を展示しています。
土蔵の中には漆の小物や暮らしの道具があります。
古道具の場所「idobata」