松葉屋の出開帳とは?東御市に来ています。
こんにちは!
松葉屋家具店の店主、善五郎です。
みなさんは出開帳(でがいちょう)という言葉をきいたことがありますか?
あまり聞き慣れない言葉ですよね。
一昨年長野善光寺で開催された「御開帳」、
正確には「善光寺前立本尊御開帳」といい
数え年で七年に一度、秘仏である御本尊の
御身代わり「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)を
本堂にお迎えして行う壮麗な行事です。
いっぽう出開帳とは
開帳というのは、ふだん秘仏になって拝めない仏様を、
一定の期間だけ帳(とばり)を開いて、
広く人々に拝ませることを言う。
開帳にはその社寺で行う場合(居開帳)と、出張して行う場合(出開帳)とがある。
善光寺の出開帳は江戸・京・大坂で行う三都開帳と、諸国を回って歩く回国開帳があった。
近世には出開帳が盛んだった。
善光寺では本堂はじめおもな建物を、みな前立本尊の出開帳収入でまかった。
そんなわけで、ちょっと強引ですが
松葉屋の出開帳。
いつも長野まで足を運んでいただく感謝をこめて
逆におすまいの近くに出向く
そんな出張企画展です。
例年お邪魔する地域は
松本と、新潟の上越市・・・
今年春の松本展会場
昨年秋の上越展会場
そして昨日のブログでスタッフ須坂が紹介した、
東御市 クルミ菓子で有名な御菓子処・花岡さんで開催中の
「一枚板テーブルと暮らしの道具展」です。
https://www.matubaya-kagu.com/pdf/event/2016/20160826.pdf
まるで松葉屋をそのまま移し替えたかのような
静かな佇まい。
是非お出かけくださいね。
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書いた人店主/滝澤善五郎
愛着もてるものを
手入れしたり、メンテナンスしたり、修理したり
そうやって永く、永くつき合っていく。
「繕い、直し、使いつづける」
ボロッちくて、朽ち果てたものが大好きです。
ぜひ一度、私 善五郎に会いにお出掛け下さい!
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