一枚板の天板は平らなような。

こんにちは、スタッフの池田です。

 

テーブルの天板というと

真っ平ら。

が普通ですよね。

 

一枚板テーブルの場合

少しだけ

その考え方を

やさしく見ていただきたいのです。

 

大きな一枚板テーブルを真っ平らに慣らそうとすると
木によってはすごく薄くなってしまうものがあります。
こちらは厚さが5センチだけど
向こう側は3センチになってしまう。
という場合
薄くしてしまうと
いくら乾燥している材でも反りなどのクセが出てしまうことがあります。
 

 
まっすぐ素直に環境の良いところで育った
一枚板であれば、
ねじれなどのクセがなく
平にしても
あっちとこっちで厚さが違う。
ということは起こらないのですが。
 
 
全体に適度な厚さをもたせながら
使うのに支障がないくらいに
表面を平らに近い状態にならすのが
職人さんの技です。
松葉屋家具店 一枚板テーブル 天板
少し分かりにくいですが
この栗の一枚板は、右下に少し板が下がっています。
板の端なので特に問題はないので
このまま、仕上げています。
 
 
松葉屋家具店 一枚板テーブル 
もっと大きな一枚板になると
平らにするのはより難しいですね。
 
 
自然の形に寄りそいながら
木にも無理が出ないように。
 
美しい杢目を楽しんでいただけるテーブルに仕上げています。

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